ある朝主人が
傷だらけで帰ってきました。
「え？！ どうしたの？！？！
何かあったの？！？！」
私は主人に聞きました。
主人は一言言いました。
「事故った」
は？
え？
事故った？
いやいや
あなたの車綺麗ですよ？
「先輩の車で事故って
救急車で夜中に運ばれた。」
。。。。。は？？
夜中、運ばれた？
「なんで連絡くれなかったの？
今までどこにいたの。
誰と帰ったの。」
主人は答えました。
「先輩の親が迎えにきたから俺も乗せて貰って
先輩の家に帰った。」
私たちって家族だよね？
私は静かにそう言いました。
「いや、お前は子供の面倒もあるだろうし、
夜遅くに大変だから。」
ふーーん。
子育てしてたら
夜遅くに主人が病院に運ばれても
わたしには連絡こないんだ。
ふーーーーーーーーん。
その10日後くらいに
事故明細書が
郵送されてきました。
同乗者：不倫相手。
やっぱりね。
それしかありませんでした。
だって先輩の彼女のやつと言って
事故った車から
大量のディズニーのぬいぐるみが
一時的に主人の車に
乗せてありました。
全損で車が乗れなかったから
預かったと言っていました。
ばっかじゃない？
事故明細書が届くのに
嘘ばっかついて
わたしはもうどうしたらいいかわかりませんでした。
どうしたら彼と嘘なしで
話し合えるのでしょうか。
わかりませんでした。
でも決着をつけなくては
ならない。
その日は
突然来ました。