回避
歩行中、正面から自分の方へ人が向かってくる場合があります。
このままでは衝突してしまうので、どちらかが、あるいは双方が進行方向を微妙にずらす必要があります。
しかし自分が右の方へよけようとすれば相手もそちらへよけ、ならば逆方向へ・・・と、向きを変えると、相手もそっちに向きを変えてきて、あわや衝突という大惨事に見舞われそうになります。
人と人とは、わかりあえぬものです。
しかしこのケースでの適切な予防法は、僕はすでに小学生のときに気がついていました。
それはすなわち、「自分は必ずこっちの方へ動く」ということを相手に確実に伝えられれば良いのです。
それにはまず、やや大きめのアクションで進行方向を示すこと、また、視線を合わせると気持ちの読み合いになりますので、自分の視線を全然関係のない方向に向けることです。
つまり、視線を合わせないことで相手の動きに合わせる気がないことをアピールし、さらに自分の動く方向をわかりやすく相手に伝えてあげるのです。
これで私は数々の修羅場を潜り抜けて来ました。
しかし時を経ること十数年。
最近になって思わぬ強敵が出現しました。
1.自分が歩いてると正面から人が向かってきて、どうやらこのままだとぶつかる。
2.相手の顔をチラリと確認すると、死んだ魚のような目であさっての方向を向いている。
3.これは相手は進行方向をずらすつもりがないんだなー、じゃあ僕がよけますわ。
4.するとなぜか相手は僕がよけた方向に合わせて曲がってくる。
5.ならば逆方向へ・・・と、向きを変えると、相手もそっちに向きを変えてきて、あわや衝突という大惨事に見舞われそうになります。
このケースがここ数日、非常に多い気がする。
相手がこっちを見ているか見ていないのか、判断が非常に難しいケースが増えていると言うことですね。
みんな疲れてるからなー
うら若き可憐な森ガール的な女性が相手であれば大歓迎ですが、無論相手は高確率で脂MAXのオサーンです。
全国の小学生諸君は、このケースでの回避法を夏休みの自由研究として是非熱心に取り組んではいかがか。