昨日の記事(こちら)で癖について書きました。
上手になるというのは良い癖をつけることであり、
下手になるというのは悪い癖をつけることであると。
一生懸命に練習しても間違えたやり方を繰り返していれば悪い癖がついてしまいます。
それはそろばんだけではありません。
先日、授業を見学された保護者の方からこんな指摘を受けました。
「鉛筆の持ち方がおかしな子が結構いますね。」
そうなんです。
このブログでも何度か書きましたが鉛筆の持ち方が独特(?)なメンバーが結構います。
私も気が付く度に指摘していますが、残念ながら中々改善されていません。
過去記事:鉛筆の持ち方も大切です
過去記事:鉛筆の持ち方も格好よく!
さらに、次のような指摘も頂きました。
「そろばんだと急いで書こうとするから、おかしな持ち方になりやすいのでは?」
そんなことはありません!
、、、と言い切りたいところですが、100%否定しきれない部分があります。
それは間違った鉛筆の持ち方をしているメンバーが、その状態で一生懸命練習してしまう場合です。
そろばんの練習を頑張ればたくさんの数字を書くことになります。
鉛筆を正しく持ってその作業を行えば、そのフォームが良い癖としてしっかり身に付きます。
そろばんを習うことで、鉛筆の持ち方もより良くなるのです。
しかし、間違った鉛筆の持ち方で練習すれば、当然ですがそれは悪い癖をより強固なものにしてしまいます。
そろばんを習うことで鉛筆の持ち方が下手になるのはこのケースです。
そろばんの弾き方同様、悪い癖は早めに治すことが大切です。
鉛筆の持ち方もしっかり意識して練習に取り組んでほしいと思います!