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http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/081027/fnc0810271836016-n1.htm
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政府は27日麻生太郎 首相からの指示を受け、株価の急落や
急激な円高に対応するための緊急市場安定 化策をとりまとめた。
株の空売り規制の強化や、銀行が保有する株式の買い取り再開、
会計ルールの緩和などが柱となっている。麻生首相は「あらゆる
手段を講じて市場の安定化と金融機能の円滑化を図る」と語り、
法改正を伴わないものは早急に実行し、市場の混乱に歯止めを
かけるつもりだ。
麻生首相は(1)株式市場の安定化(2)金融機能の一層の強化
(3)証券投資のすそ野拡大-の3点を指示。
株式市場の安定に向けて、まずは空売り規制の強化を11月
から実施する。空売りは証券会社から株を借りて売却し、その株
が値下がりした時に買い戻すことで利益を得るもので、これを
一部禁止する。さらに、市場で大口の空売りを行った投資家に
報告・開示を徹底させる。ヘッジファンドなどの投機的な動きを
牽制(けんせい)することが狙い。金融機能を強化するため、
経営環境が厳しい地域金融機関を対象に自己資本比率規制を
緩和する。
また、証券投資の裾野を拡大するため、従業員持ち株会による
自社株買いが円滑に進むよう買い付け条件の緩和を日本証券業
協会に要請した。
与党には証券税制優遇措置の拡充と、政府が設立した銀行等
保有株 式取得機構による銀行保有株 の買い取り再開の検討を
指示。麻生首相との会談後、与党金融プロジェクトチームの
柳沢伯夫 座長は、記者団に対して、証券税制について現行の
優遇措置を延長する考えを示した。
銀行保有株 の買い取り再開を日銀にも要請するかどうかに
関して中川昭一 財務・金融担当相は「日銀が判断することだが、
効果的な対応を期待している」と述べるにとどめた。
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福田内閣とは違うフットワーク。
明日は誰もがあがると考えるだろう。。。