小林麻央ちゃんの影響で乳がんが注目されている今日この頃
テレビとかでも乳がんが取り上げられたりしてますが、先日とある情報番組を観ていて、ん ( -_・)??と思うことがありました
乳がんについての疑問とかを専門の先生が答えたりしてたんですけどね
麻央ちゃんが一番最初の検診で乳がんかは五分五分と言われて、その後に乳がんを疑うものではないと言われ半年後に様子を見ることになった。
しかし、半年を過ぎ8ヶ月くらいの時に自分の胸にパチンコ玉位の腫瘤を見つけて病院に行ったところ乳がんと診断された。
この件についてセカンドオピニオンを受けたほうがいいのかとの質問に乳腺の先生は、いっぱい聞きすぎても混乱しちゃうけど、もう一人くらいは他の専門医に話を聞いてみても良かったと思うと答えていました。
そこまではうんうんと聞いてました
この後から私の頭にははてなの冠が煌めきまくってました
MCが、30代の方でも乳がんの検診を受けたりした方が良いのかと質問したら、30代は乳がん検診なんて不要とピシャリΣ(゚Д゚)
その先生の理屈では、20代や30代で乳がんになる人は家族性乳がんを疑うから、二等親以内に乳がん罹患者がいなければやんなくて良いと断言(してるように私には聞こえました)
尚且つ、妊娠中や授乳中の方の乳がん検査についても不要的な事を言っててびっくり( ̄□ ̄;)!!気になることがあったら行けば良いとおっしゃる(ちょっとこの辺はうろ覚えですが…)
はたまた、MCが早期発見のために触診とかした方が良いですよね的な事を言えば、触診なんて不要とまたまたピシャリ( •̀ㅁ•́;)
触診なんて推進してんのは日本だけで、他の国では推奨されてないんだとか
いやいや、ちょっと待ってくれ
確かに20代や30代で乳がんになる確率なんて奇跡的数字かもしれませんよ
でもさ、こうして罹っている人間もいるんですわ
若年性は家族性の可能性を疑うのかもだけど、違う人だっているのかもしれないじゃん
決めつけは良くないんじゃなかろうか…
その先生からしたら大衆に向けて話すにあたって、若年性乳がんに罹患する確率なんてごく僅かな数だから大抵の人はかからないから心配すんな的な発想かもしれないけど、その逆奇跡になってしまった方からすればそういう事は言わないでほしいと思ってしまったわけです
罹患しちゃったら確率なんて関係なくなるだぞ
自己触診を否定するような言い方をしてたけど、でも実際に自己触診でしこりに気付いて検査に行って救われた命だってたくさんあると思うんです
実際にいろんな方のブログを見てて、自分でしこりを見つけて病院に行ったって方もたくさんいらっしゃるし
この先生の言いたいことはわかるような気はするのですが、それは私が乳がんサバイバーであるからで、一般の人にはちゃんと伝わってんのかなと心配になりました
若い人がそんなに心配することではない病気かもしれないけど、でも絶対にかからない病気ではない
私だって病気になる前は絶対にがんにはかからないと思っていました
特に乳がんなんて絶対にならないと
でも、なったんですよ
確かに私も身内に乳がん罹患者が一人いるのですがねでもその他にがんの人はいなくて、がん家系だとは思っていませんでした
だから正直がんはノーマークでした
自分では全く自覚症状もなかったけど、それこそ奇跡的に見つけてもらえたんです
そして今があります
乳がんになったことは悲しいし、良かったことなんてないけれど、早くに見つけてもらえたことは本当に不幸中の幸い
棚ボタ乳がんです
家族に乳がん罹患者がいる方はもちろん、いない方でも少しでいいから自分の体を気にかけてほしいなと思いました
体の異変に気付けるのはやっぱり自分だと思うし、自分を助けられるのは自分なんだと思います
自己触診して少しでも気になることがあったら病院に行ってください
異常なまでに心配することも無いけど、過信もしないでほしい
乳がんにならないことに越したことは無いけど、乳がんになってしまっても流す涙の量が少しでも減ることを祈っています