あれは冬の日の幻想だったのか… | 絵ものがたる【1日1発見の絵日記】

あれは冬の日の幻想だったのか…

こんばんは。

しばらくブログを更新していませんでした。

遠ざかっていたというわけでもなく…

なんというか、心の扉が内向きになっていたのですね。

冬中、絵を描いていました。

ほぼ、毎日描いていました。

3月27日から5日間、茅野市美術館に併設されているギャラリーで3人展が決まっていたのです。

それぞれ異分野。

陶の五味謙二さんと、
鉄の五味千秋さん
そして、絵のわたし。

とてもひろい会場で、25mプールが1.5個はいってしまう広さ。

その壁面をぜんぶわたしが引き受けることになったのです。

謙二さんと千秋さんは立体なので、空間を
わたしが平面を担当というところでしょうか。

とにかく、絵はほぼ売っておりましたので手元にはなく

シーズンの仕事が終わって、11月下旬から戦々恐々としながら描きはじめました。

どんな大きさのモノがどのくらいいるのか。。。

すべて手探りでした。

また、レベル的にもわたしの作品でみんなの足を引っ張りたくはない…とういう意地もありました。


結果。。。

描いて描いて描きまくったことが、よい感じで自分に戻ってきました。

途中、ギブアップしなくてよかった。。。





↓「カタチヅクル/陶・鉄・画による3人展」リーフレット



↓会場です


↓搬入風景


↓啓翁桜という散らない桜をいけていただきました。写真は地元でも有名な、カリスマフラワーアーティスト・Sさん。お花をくださったさち子さんありがとうございました。



↓無事にオープンにこぎ着けました。


↓TVの取材も受けました。短い時間でしたが、制作風景も含めて特番を作ってくださいました。




これで、わたしの冬が終わりました。

庭の雪もどうじに融けてゆきました。

あの大雪に埋もれながら リビングのアトリエにとじこもってて、ふと顔を上げればまぶしい春になっていた。


一生懸命描いていたことは、冬の日の幻想だったのか。。。

そうおもったりもしています。


PS.お越しくださったみなさま、ありがとうございます。

とても心強かったです!