Still… とまどいながら | そらじの嵐絵日記

そらじの嵐絵日記

嵐が、相葉くんが大好き!
日々の妄想?空想??を描いた
イラストブログです

前回のお話↓










masaki side




重いまぶたを開けると もう部屋ににのの姿はなかった



帰っちゃったんだ…

俺 にのに甘えてばっかだな…







………にのに…… 

…キスされるなんて思わなかった





にのの気持ちに気づいてなかったわけじゃないのに


そんな素振りみせようとしなかったから



にのは 当たり前のように隣にいる友達だったから






だから…… 俺も気付かないふりをした





にのが友達でいてくれるなら そのままでいようって


にのの優しさに甘えてたんだ






俺…… 

にのの気持ち 受け止めきれなかった…



……たぶん 今までたくさん傷つけた




にの、ごめん


ごめんね







a「………ぅっ」



腫れぼったい目にまた涙が溢れてきて、唇を噛み締めて我慢した


にのに連絡しよう…

携帯どこだっけな…




a「あれ?確か机の上に置いたのに」




にのの布団を敷いた時に落としちゃったかな

綺麗に畳まれた布団をひっくり返してみる
それでもなくて、俺は部屋中探しまくった


あ!あった あった

携帯はクッションの下敷きになっていた

なんでこんなとこにあるんだよ



にのにかけようと思って履歴をみると




ーーー櫻井翔 の文字が並んでた






a「……翔ちゃん………」





昨日電話くれたんだ… 







翔ちゃん、なんで嘘なんかついたの?

翔ちゃんの気持ちが全然分かんないよ




でも、もういいんだ



翔ちゃんが誰を好きでも


俺は 翔ちゃんが好きだよ


他の人じゃダメなんだ


翔ちゃんじゃないと、ダメなんだ







俺は携帯の履歴を櫻井翔に合わせてコールした



ピンポーン



「雅紀ーー  お友達ーーー!!」


a「っえ!ちょっと なんで 今…」



誰だよ こんな時に
その時鳴り続けるコールが止んだ



s「もしもし」

a「あっ… 翔ちゃん…」

s「今 相葉くん家の前にいるんだ」

a「えっ」




階段を駆け下り 勢いよく玄関を飛び出すと
そこには携帯を持った翔ちゃんがいた




a「翔ちゃんっ…」

s「俺も相葉くんに話があるんだ。ここでは話しにくいから、……あがってもいいかな」

a「……うん」












a「………話ってなに?」




緊張する…

ーー翔ちゃんがいる、それだけで俺の部屋がいつもと違う空気になる




a「昨日の祭り、松潤と来てたんでしょ。そのことなら もう聞いてるからいいよ」

s「…相葉くん…」

a「もう 俺、待つのやめたんだ」

s「……え…」

a「…翔ちゃんが誰を好きでも、……俺は翔ちゃんが好きだよ」

s「ーー!」

a「翔ちゃん…っ  好きなんだ 俺、翔ちゃんが……」











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s「俺も相葉くんが好きだよ」

a「ぇ………」

s「他の誰でもない、相葉くんが好きだよ」

a「…ぅ……、翔ちゃ…ん……っ」





骨が軋むくらい強く抱きしめられたあと、
首筋にふっと柔らかい吐息がかかった





s「ふふ、なんで先に言うんだよ」


a「……ほんとに…? 信じていいの…?」



s「ああ、もう絶対嘘ついたりしない」


a「…翔ちゃんっ…!」










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夢じゃないよね……?

信じていいよね、翔ちゃん…














つづく。。。