学長の三浦です。
今日のブログタイトルは
「みんな英語学習の一歩目で間違えている」です。
まあ、「みんな」というのは大げさなのですが、
多くの人はそうだと思います。
私もそうでした。
外国語を習得するための最適の第一歩は
その言葉の単語を覚えたり、文法を覚えたり、
自分が言いたいことを言えるようになること、
ではありません。
外国語を習得するための最適の第一歩は
相手の国や文化のことを理解すること、
もしくは理解しようとすること、
です。
そこが本来のスタート地点。
これがうまく行った人は、その国の言葉が身に付きやすくなります。
ところが英語を身につけようとする時、
多くの人が、どこの国のどの文化にも興味を持っていないことがほとんどです。
逆の立場になって考えてみてください。
日本のことに興味を持ってくれている人には
日本人は心を開きます、よね。
たとえ言葉がまだたどたどしくても、
日本のことが本当に大好き、な人なら、
私たちは聞く耳を持とうとします。
だから、コミュニケーションが成立します。
英語も同じです。
相手の国の文化に興味を持つこと、
そしてそれを学ぼうとすること、
それが一番大事なのです。
・・・と、ここでソフィーのアピールになってしまいますが、
その意味で洋書を読む、というのはとてもいいのだ、と思っています。
相手の国の本を興味を持って読むことで、
英語圏（主にアメリカだと思いますが）の文化や考え方を
かなり深く知ることができます。
そうすればコミュニケーションは本当にとりやすくなります。
日本の本を何冊も読んできている外国人がいたら、どう思いますか？
日本人として、心を開きやすくなる、と思いませんか？