『極北ラプソディ』海堂尊・著（朝日新聞出版社）
『極北クレイマー』の続編。
極北ラプソディ』を読んだ後、どうも前作の内容を覚えていなかったため、前作を読み、また『極北ラプソディ』を読み終えました。
なるほど、これはかなり連続したストーリー展開になっています。そのため、上下本みたいな感じで読まれるといいでしょう。
今回、ドクターヘリの様子が出てくるのですが、天候その他の要因で飛べないことが多々あり、ジレンマだろうなと思った次第。
（もちろん、これは小説なので本当のことはわからないのですが…）
行けば救えるかもしれない。しかし、無理して行けばパイロットをはじめ、医師やナースが危険にさらされる。
こうしたシーンは見ものです。
他にもいろいろと日本の抱えている問題を見せつけ、そうした状況で苦悩する医療関係者の様子がリアルに伝わってくる。
その辺が見所なのではないでしょうか。
小説なので、楽しみながらの気分転換に最適ですよ！
極北ラプソディ/朝日新聞出版
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記事後記
さて、海堂尊先生について、興味が出てきましたか？特に、佐賀県周辺にお住まいの人！
今週末、佐賀大学医学部学園祭「むつごろう祭」でゲストとして海堂先生が講演会を行います。地理的に近い人！ぜひ、行かれてみてはどうでしょうか。
詳しくは、第３４回むつごろう祭実行委員会ホームページでご確認ください。