プロでした!!! | ミタクエ・オヤシン

ミタクエ・オヤシン

【ミタクエ・オヤシン】はアメリカ・インディアン、ラコタ族の「私に繋がる全ての存在」と言う意味です。

肌のお手入れは、これで正しいのか…分からない状態が続いておりました。

 

47歳で胃ナシになって、抗がん剤治療が始まってから暫くして、更年期がスタート。

ジワジワ来る更年期ではなく、よーいどん!で始まった更年期だった為に、体質が一気に変わってしまいました。

 

執行猶予ナシの判決みたいなもんだ。

 

抗がん剤治療の影響、胃ナシの影響、更年期の影響と、トリプルで攻撃されてしまった為に、今まで使っていた化粧品、トイレタリー全般が使えなくなってしまったわけです。

 

化粧品って言うのは、あれもこれも…と気軽に簡単に試せる訳ではありません。

お肌に直接結果が出るので、下手撃ちすると痛い目に遭います。

 

何が良いのか自分でも見つけられなくて、スキンケア・ジプシーと化していたワタクシでした。

 

それが、ここに来て!

ようやく、自分の中でこれだったら大丈夫かもしれない…と思えるお品に出会いました。

 

ところがですね。

使い始めて、そろそろ一か月になろうとしているこの時期に、白い小さいニキビがぽつぽつと出て来るようになりました。

 

特に眉周辺、口周り、Tゾーンです。

大きなニキビとは違うので、お化粧をしている限りは、全然目立ちません。

でも、お化粧を落とした後が気になって、気になって。

洗顔後に、延々と鏡を見ては、自分の肌の状態のあら捜しを続ける始末。

 

こう見えて、異常に神経質なんです(笑)

 

どうにも理解出来ない現象なので、購入している化粧品会社に電話で相談しました。

 

するとですね。

相談窓口に出てくださった専門の美容部員の方が、激しく!深く!!鋭く!!!

実に、大きく頷いてしまう、心の底から納得出来るような回答をしてくださいました。

 

私は胃ナシなので、タンパク質や脂肪分の消化吸収が、普通とはちょっと違うわけです。

 

Newton10月号で特集されていた【「胃」のしくみを徹底解剖!】に、分かり易く書いてありました。

本屋さんで『胃』と言う文字が書かれたNewton10月号を見つけて、即買いでございました。

元々大好きな雑誌なのですが、『胃』と書かれているものを無視することは出来ませんから。

 

で、更に言うと。

ビタミンB12欠乏症でございます。
巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)と言う、胃ナシの術後後遺症があるのですよ。

骨粗しょう症も急激に進行しているので、見た目は健常者っぽいのですけど、体は実年齢+10~20歳老けてるのであります。

胃酸が無いことで起きる、消化吸収のロスを改めて理解してしまった次第。

 

その辺の話も相談させて頂いたのです。

普通の美容部員さんとか、なんちゃって美容部員さんだったら、「…それは大変ですね…」と言うだけなんですよね。

 

ところがどっこい。

 

相談窓口の方は、プロでした。

 

胃が無いことで起きる肌や髪の毛、爪へのダメージを、こと細かく説明してくださいました。

 

【こうで、こうだから、こうなる】

 

と言う、物事の理屈を教えてくださったのであります。

 

これよ、これ!!!

私が求めているのは、こう言うことなのであります。

 

決して安くはない化粧品を、売っているのだと言う責任と心意気。

肌の仕組みや、人体の生理学を深く勉強されて、なおかつ、深く理解されている姿勢。

 

感動しました…。

 

丁寧に1つ1つ説明してくださって、現在起きている『白い小さいニキビ』と言うのが、どうして発生しているのか…も、非常に納得のいく説明をしてくださいました。

 

ただ売るんだったら、誰にでも出来る。

でも、本当に心ある方、考える力を持っている方だったら、売っている品物をより理解しようと努力します。

良いと思って売る以上は、良いと思う根拠があるわけですから。

 

いやぁ~、久々にプロと話し出来たわ。

 

ここ最近、どこに行っても『取り敢えず?やっつけ仕事だわ。』的な人ばかりで、やるせない気持ちになっちゃってたの。

 

プロ意識をしっかり持っている方とのお話は、とても幸せな時間になります。

どんな些細なことでも、粗末にしない、取りこぼしが無いように丁寧に扱う気持ち。

素敵だよな~と思いました。

 

ちなみに。

その化粧品会社は、『ディセンシア』と言う会社です。

ポーラ・オルビスグループから誕生した、敏感肌専門ブランドでございます。
回し者じゃないよ(笑)