『進行性の胃がん』
内視鏡検査を受けた、昭和町の【あいのたクリニック】で、昨年5月10日に告知されました。
当時勤務していた、山梨大学医学部付属病院の手術部で受けた電話でした。
クリニックの先生は、私が手術部で勤務していることもご存じだったのですが、事態はのんびり構えているような状況では無い…ということで、急ぎ、職場への電話となったわけです。
(携帯にも電話があったのですが、勤務中だったので出られなかった)
当初は、スキルス胃がんと言う確定診断ではなく、「胃内に収まって居るだろう。」と言う楽観的な診断でした。
その後、がん拠点病院である【山梨県立中央病院】の内科が紹介されました。
5月22日、23日には、内視鏡、大腸カメラ、CTスキャン、エコー、血液検査…を行った後に、進行性胃がん2型と診断を受け、内科から外科へ転科。
24日に外科の診察(3日連続の中央病院通院だったわけです~…)。
入院、手術の予約をして、手術日程が決まるまでジリジリと過ごしたことを思い出します。
4月末に内視鏡検査を受けた時は、私のガンは
【2~3センチ程度の低分化型の胃ガン】
5月22日の内視鏡では
【6センチ×2センチ進行2型胃ガン】
その後の病理検査で
【低分化型、印環細胞癌】
手術で開腹した時には
【胃壁外に浸潤、手術時の腹腔内細胞診Ⅳ】
術後病理検査では
【リンパ節84個中11個にガン細胞がみつかり、胃壁全体にガン細胞が広がっていて、最大16センチ×12センチ(当初の6センチ×2センチは潰瘍型になっていた腫瘍)、ガン細胞は低分化型・印環細胞ガン。結果、『ステージⅣスキルス胃癌』】
とまぁ、何と言うか、どんどんステージがUP?
当初の診断をしてくださったクリニックの先生には、先月末に電話でご報告。
障害年金受給手続きの話も含めて、現状の詳細な話をしました。
抗がん剤治療も止めようと思う話も含めて、手続きに必要な書類を書いて貰う時期が来たら、伺います…と話しました。
クリニックの先生は、「早期発見だと思っていたし、すっかり良くなったと思っていた。」と仰られて、凄くショックを受けていたようでした。
そりゃぁ、そうだよねぇ…。
4月からたった1か月ちょっとで、一気にステージⅣですもん。
主治医の先生だって、驚いたのが本音でしょうねぇ…。
昨年5月~は、怒涛の如く走らされて来た感覚があります。
誕生日過ぎてからが、轟轟と音を立てて走ってきたような感じ(笑)
これからは、少しゆっくり過ごせるかな。
時間の長さではない、時間の中味を。