感謝の日 | 園山一家の幸腹(福)

感謝の日

9月下旬からの、園山スタッフ誕生日ラッシュ。
締めをつとめますのは、わたくし、ポテサラ肉じゃが担当のかぐみです。

私事ではありますが、
11/5に、26歳になりました!

というわけで、まかないタイムは、恒例のお誕生日会です。

2月に閉店が決まる中、
最後の「なんでも好きなものをリクエストできる日」。
何をリクエストするのか迷いに迷い・・・
(普段まかないを担当していると、どうしても食材的な効率とそれぞれの負担を考えてしまって、素直にリクエストできないものです。。)

いつもロスが出ないため、まかないには登場しないけれど大好きな「豆腐料理」をリクエスト!
料理長ちーさんに、おずおずと「白和えとか・・・やっことか・・・」と申し出たところ、
「もっとわがまま言いなさい!誕生日なんだから!」とピシャリ。

うう。
愛を感じます。

いいんですか!
わがまま言って、いいんですか!
言っちゃいますからね!

ということで、
まずは、何を作ってもまかないのレベルを遥かに超えているけれど、
特にパスタが超絶に美味しいちーさんに、
「手打ちっぽい平らな麺で、ソースはお任せします!(手打ち、とは言いません!)」のパスタをリクエスト。

の結果、どーん!

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鹿の味噌煮ソースのタリアテッレ!
どの角度から見ても、どこをとっても、すべてが最高に美味しい!



「胡桃とフルーツが大好きなので、その両方がこれでもか!と入ったごちそうサラダ」には、
じゃじゃん!

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柿とりんごと巨峰が入った、胡桃たっぷりの食べ応え120%のサラダ!

こちらは、普段包丁を握らない、ホール組の愛さんと綾さん、
そして、オーナーまきえさんが担当してくれました。

「あれどこ?」「この胡桃ってローストしてあるの?」と、
聞こえてくる会話にそわそわ。
さりげなく探し物をそっとそばに置いたり、フルーツの切れ端を渡したり。
不揃いに林檎に、やたらと癒されました。




メインディッシュは、タイミングよくお客様からいただいた鹿肉のロースト。

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まかないで鹿肉のロースト!贅沢です。

そして、これまたお客様に頂いた新米!
あまりの甘さに悶絶。

お椀には、はかなく散りかけていた、夢の豆腐が!

更にサプライズの白和えまで!
豆腐料理担当してくれたわたなべ君、リクエストが直前でごめんなさい。
(もっと早く言えば、豆腐の水切りとか、負担なく準備ができただろうに・・・)

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夢のまかないタイムでした。

そして、まかないの後には、そうです、ケーキです。
巨大あんぱん、巨大アップルパイ、巨大ハンバーガーに続いて登場したのが、
こちらの巨大タルト!

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どひゃあ

で、でかい!
そして、ケーキの上には、クリームパンを見つめる2年前の自分の顔!
斬新すぎます。
斬新だけど、老舗さんの、ぶれない美味しさです。


ありがとうございます!


誕生日を迎えるたびに、毎年思うのです。
今自分は、どういう環境で、誰に支えられて生きているのか。
今の自分に至るまでに、誰と出会い、どう影響し合ってきたのか。
そういう、自分の原点に気づかされる日だなぁと。

おめでとう、に対する「ありがとう」じゃなくて、
ただ、「ありがとう」なんですよね。
だって、あなたがいなきゃ、もはや自分は成り立たないのだから。


あなたがいなきゃ、
私は毎日のポテサラや肉じゃがに、こんなに愛情を注げません。
園山のお料理を楽しみに、お店に足を運んでくれる人がいなかったら、
今の自分も、仕事も、全部成り立ちません。

そう思うと、本当に、感謝の日ですね。


たくさん頂いた「おめでとう」を、
ちゃんと「ありがとう」の味に変えて、
今年も日々精進しようと思います。

皆様、これからも、よろしくお願いいたします。