深夜の味噌作り | 園山一家の幸腹(福)

深夜の味噌作り

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園山味噌作り第三弾は、とある日の営業後の深夜に行われました。

え?これお風呂でしょ?っていうサイズのお鍋でふっくら炊き上げた大量の黒豆。
とりゃあ!どぼぼぼー、とザルにあげ、ひたすらマッシュ。
あまりの量に、いきなりくじけそうになるけれど、
ここは日々ポテサラのじゃがいもマッシュで鍛えた強靭な右手で乗り切ります。

ほろほろと崩した麹と塩を加え、
今度はひたすら黒豆とフュージョン。

空気を抜くために一度ボール状にし、樽におさめて酒粕で蓋をしたら、
あとは時間に仕事をまかせて、完成を待つのみ。

三度目ともなると、すっかり手慣れてきた園山スタッフ。

ですが、

ですが、

そう、時間は深夜。

営業後の、心身ともに「すべてを出し切った!」あとだったということもあり、
全員が異様なテンションの中での味噌作りでした。

トークテーマは、
「黙っているとき頭の中で何を考えているか」←解答に個性がありすぎて爆笑
「美乳とは何か」←いろいろリアルすぎて爆笑
「最近気づいた理想の男性像~顔編~」←共感えられず、笑う必要ないけど爆笑
「麹との向き合い方(優しさがなければ麹はほぐせない)」←もはや何話しても爆笑
「味噌作りのこのボール状になったのってハンバーグに似てるよね」←味噌作りの鉄板ネタで爆笑
「ハンバーグ食べたいね」←冷静に頷く一同


厨房内に響き渡る笑い声。
ぱん!ぱん!という、味噌の空気を抜く、やたらと明るい音。

なんだか今回のお味噌は、やたらと美味しくなるんじゃないかという気がします。
発酵ものは、愛ですから。
明るくて楽しい愛がつまったお味噌に育ってほしいものです。

完成が楽しみです!


五味渕かぐみ