ニュース速報は流れた的な書き方をすれば 番組ラストのニュースの声が「銃刀法違反と殺人の容疑で東都…」と言っいるので実行犯はやはり憔悴しきった編集局長ということになるのでしょうか?


でも、9話で報道の皆と固めた思いは大臣を社会的に葬ることでそこに殺意まではなかったと思うのですが。


そして、それぞれの証言ですが こんな大事件を引き起こしてしまった原因を作ったのは、彼らかもしれないけれど そこで語っているのは事件についてではないような感じですね。


この一夜の出来事に関わる中で それぞれが自分の中に抱えた暗く重く引きずってきたものが明らかにされて行きました。

自問自答しながらそれを『殺した』と言う言葉で表現しているのでは?
だから酷くうろたえる者、安堵の笑顔を見せる者と様々なのではないでしょうか。


亮平は父が3人いたと話します。
自分を愛し育ててくれた、信念を貫いた尊敬すべき育ての父、その父を追いやった実の父、そして憎むべきその父を殺してくれた心の父。
結果として、3人目の父は罪を犯し社会的に葬られたと言うことでみんないなくなったと言ったのかな?

時間が経過するたびに高潮していく亮平の顔は 目的を成し遂げた喜びを浮かべた様な笑顔にも見えます。


そして ノイズの向こう側で断片的に垣間見れる栗尾の緊迫感に満ちた表情と動き。
番組スタッフを押し退けて前へ飛び出すうろたえぶり。

画面いっぱいのアップで何かを叫んでいる。


栗尾が本当に守りたかったのは大臣そのものではなく その上から大臣すらも操れるような黒く大きく絶対的な存在、

それがボスである白井なのか違うのか、防衛省と言う偽物の隠れみのをまとって現れた、そもそも一体何物だったのか?

報道によって今まさにその悪事と繋がりが世に曝されようとするとき

栗尾はそれを阻止するために別室から指示をしていた編集局長に銃口を向けたが怯まない彼よりも
確実に早急に大臣の口をふさぐことを選択したのではないでしょうか?

大臣がとどめの一発を受ける時、意識がなかった様に見えるのはすでに一撃受けていたと思えるのです。

そして、あんなに的確に人の顔を打ち抜くのは素人技とは思えないんです。
始めの一発は栗尾が編集局長に、怖いお姉さん所持の拳銃を渡し

「殺しなさい、さもなくば!」と脅して打たせた。

そして致命傷には及ばないのを判断して拳銃を奪い取り自ら大臣を射撃し
事を済ませた栗尾達なぞの黒服団は疾風の如く姿を消し 誰も彼らの正体を知ることは出来なかった・・・。

状況と結果から報道のみんなの証言しか警察は調べようがないんだけどみんなが語るのは…?

ラストシーン、思い悩む様な迷っているような表情と 何も書かれていない調書を閉じて取調室を出ていく刑事の姿に この一夜に起きた事件とその深さが表れている様な
この出来事はまだ終わっていないと結んでいるのでしょうか。

なんちゃって( ̄▽+ ̄*)

10話は視聴者に想像してもらうという、斬新な手法なこのドラマ
私のは想像か妄想か~(;^ω^A

隠された?その部分は発売されるDVDで見ることが出来るのでしょうかヽ(*'0'*)ツ
200分特典映像の中に明らかにされるのなら めっちゃ期待してしまいますね♪
…って言うか、初めから購買欲をかきたてさせるフジテレビの見事な算段!!

「我々は『10話がない』という言葉の意味を知りたい!」

という訳で買いますよ、DVD!

ノイズの向こうで一生懸命演じている虎ちゃんを綺麗画像でお願いします(〃∇〃)
フジテレビさん、必ず期待に答えてちょうだいね~

視聴率やスポンサーの意向を気にすることなく作り手の思いやこだわりを自由に作り込まれた この上質なドラマに虎ちゃんがキャスティングされたこと、
演技達者な先輩方との出逢いから また何かを吸収・消化して新しい姿を見せてくれる、
進化する虎ちゃんをもっともっと好きでいたいと思う気持ちにさせてくれたことに感謝ですねo(〃^▽^〃)o