2014年6月1日【日野】

 

◇石田寺(せきでんじ)

土方歳三資料館から徒歩10分もかからないところにある石田寺。
ここは高幡不動尊の末寺で、土方歳三のお墓(引き墓)と碑があります。

 

 

 

(σ・∀・)σ 土方歳三義豊之碑

 

門をくぐり、カヤの大木の手前を右手に進むと碑があります。

 

土方歳三の父、土方隼人(義諄/よしあつ)は歳三が母のお腹の中にいるときに亡くなります。
また歳三は、母 恵津(えつ)とも6歳の時に死別

 

早くして両親をなくした歳三の親代わりでもあり、

家督を継いだ兄、土方隼人(義巌)(喜六)の曾孫にあたる土方 康氏が

昭和43年に明治100年を記念して建立したものです。

 

ちなみに隼人(はやと)は世襲名で代々の当主が名乗ったそうです。
また昨日ご紹介した土方歳三資料館 現館長の愛さんは、康さんの孫にあたります。

 

 

 

(σ・∀・)σ 土方歳三 墓所

 

碑からさらにすすんだところにお墓はあります。
案内板があるので、迷わずに探せると思います。

 


戒名は「歳進院殿誠山義豊大居士」。
お墓の写真は控えました。
すぐに見つかると思うので、ぜひ足を運ばれてください。

 

 

墓前で手を合わせて、石田寺を後にします。

 

<石田寺>
日野市石田1-1-10

 

 

(σ・∀・)σ 稲荷森(とうかんもり)

 

言い伝えによると、土方一族により江戸中期に稲荷大明神が祀られ、
以後、代々守護神としているとのことです。


土方歳三の生家(多摩川の洪水前まで)はこの森から北東方向にありました。

 

時間がなかったためここには行かなかったのですが、
土方さんが幼少期を過ごしたであろう場所を味わいたい方は、
訪れてみてはいかがでしょうか。

 

▼土方歳三資料館でいただいた地図を参考までに掲載しておきます

 

(σ・∀・)σ 土方姓の方がとても多いエリア

 

資料館から石田寺まで歩いているだけで、
かなりの数の土方さん家があります。

 

「土」の字に「、」がついた土方さん家もたくさん。

石田寺でも土方家のお墓がいっぱいありました。
(ちゃんと案内板があるので、歳三さんのお墓はすぐに見つけられます!)

 

幕末の石田村は全戸(十四、五軒)、全員土方姓だったそうです。
その時代からある家や分家は、もちろん土方姓。


だからこんなに多いのか( ゚Д゚)

これも実際にこのエリアを歩いてみたから感じれたことですね。

 

<つづく>