まず先に知って欲しいのですが
私はリチャード・ギアさんの演技が嫌いです。
そんな偏見の意識が込められている可能性を
自分で否定出来ません。

それを考慮して観ても
この作品は酷かった。
名前負けとしか言いようが無いです。

まず精神科医のリチャード・ギア氏のセリフがおかしい。
・患者の家族、兄弟・姉妹が相談に来る
これは精神科医、カウンセラーには多々ある事です。
むしろ日常茶飯事でしょう。
なぜなら精神科患者がいる場合、家族も苦しんでいる事が多いからです。
家族も患者だったというケースは山ほどあります。

次に内容がフロイトに偏りすぎています。
フロイトの精神分析を患者の前で行う事は
むしろ偏見を強くする可能性があり危険だと私は考えます。

患者の親族と寝る事は
規則でかかれていなくても御法度です。
これは常識人なら分かる事。

その他、気になる点が多々あり
とてもストーリーにのめり込むどころではありませんでした。

個人的な偏見も考慮しても
駄作だと思います。