何冊か本をまとめて買い込んで、しばらく部屋で積まれている、
という状況が続いています。
昔は、「ちゃんと読み終わってから次の本を買う」という儀式的な
ステップを踏んでましたが、その時の気分(「今日は読むぞ!」と
いうような気分の高まり具合)によって選べるので、買いダメもよいものです。
いろいろな偶然が重なって、月末にちょっとしたマラソンに参戦
することになったので、やはり部屋に積まれていたこんな本を読みました。
村上春樹さんがマラソンを長年続けている理由や、小説家としての
これまでの振り返り、「走る」ことと「書く」ことが実は両方とも入念な
準備や練習が必要だったり、継続することの大切さ、誰にでも「ピーク」と
「老い(衰え)」があってこれに立ち向かわなければならない、ということなどを
語っています。
・なんと村上春樹さんが50代後半にさしかかっていること。
・そして100キロマラソンやトライアスロンをはじめ、一般人としては
かなりの本格派「ランナー」だということ。
など、随所に驚かされるものがありました。
「書くこと」と「走ること」は似ていて、普段から練習を続けて体を慣らして
おかないと、急に力を発揮することはできない。人間と一緒で筋肉も
楽をしたい生き物なので、ちょっと放っておくと、すぐに衰えてしまいます。
多分、「働くこと」にもそれが言えて、今完全に夏休みモードで怠惰なぼくは、
週明けの出社から快調にスタートダッシュできるとは到底思えないのです。
明日あたりから早寝早起きに体のリズムを戻さないといけません!
「世界と戦う」のはそれからです!