J1年生・平山8畳一間から再出発
オランダ1部のヘラクレスからFC東京に移籍したFW平山相太(21)が1年生Jリーガーらしく地味に再出発する。
11日にクラブの寮に入寮したが、与えられた部屋は8畳の1ルーム。
欧州で活躍した推定年俸2500万円の選手にとっては何とも寂しい待遇だが「初めてのJリーグでワクワクしている」と声を弾ませた。
国見高時代は4人部屋。筑波大ではサッカー部の仲間と3人で共同生活を送った。
ヘラクレスではクラブから家賃約20万円の高級マンションを紹介されたが「落ち着かない」と拒否。
練習場の近くに家賃約5万円の1DKアパートを借りて自転車通勤した。今後も庶民派の生活を守っていく。
この日は午前に都内のジムで1週間ぶりに体を動かし、午後には登録手続きのために日本協会に足を運んだ。
12日からチームに合流するが「最初からレギュラーになれるとは思ってない」と謙虚な姿勢で練習に取り組んでいく。
≪キャプテン激励≫川淵キャプテンが日本協会を訪れた平山を激励した。「しっかり頑張れ、と言っておいた。
コンディションが心配だったけど、前のままだったよ」と体つきを見て安心したようだった。
9日にFC東京が甲府に敗れた一戦をテレビ観戦していただけに「これでFC東京も元気が出るんじゃないかな」と期待を寄せていた。
[ 9月12日 6時3分 更新 ] |