現在最も普及していて有効的なものが Custom Firm Ware(カスタムファームウエア)というもので、これをPSPにインストールすると以下の事が可能になります。
- UMDをメモリースティックにコピーして起動
- 自作アプリの起動(エミュレータやツールなど)
- プラグインが使用可能(スクリーンショット、チートの使用等)
- PS1ゲームをPSPでプレイができる
- その他
これらの機能をすべて実現できるのが CFW なのです。
では CFWをどうすればインストール可能かということを説明したいと思います。
1.XMBの 設定 の項目にある「本体設定 → 本体情報」を選択します。
2.システムソフトウエア の項目を確認する。
ここで表示されているバージョンが 1.51 以上 であると CFW を導入する事ができないように対策されています。
なぜ導入できないのか?というとバージョン が 1.51 以上 の場合 CFWをインストールするためのインストーラーがSONYの対策によって起動できないようになっているからです。
また 一度バージョンを上げてしまったら下げる事ができません。
そこで PSPのセキュリティーホール(バグ)や UMDのセーブデータのセキュリティホール(バグ)を使って バージョンを 1.50 にして CFWのインストーラーを起動できるようにします。
このことを「ダウングレード」(PSPのバージョンを 1.50 に下げる)といいます。
これにより PSP-1000 の場合 ダウングレード をすれば CFW を導入することができます。
しかし PSP-2000 の場合 本体の仕様により ダウングレード をすることができません。
そこで「パンドラバッテリー」というもの使うことにより どんなバージョンの PSP-2000 でもダウングレードしなくても直接 CFW を導入することができます。
また このパンドラバッテリー はPSP-1000 でも使用可能なので ダウングレード無しで 直接 CFW を導入することができます。
PSP-3000 や 対策された PSP-2000 については 物理的に対策されているため CFW を導入することができません。
そこで FW 5.03 に存在する TIFF 画像ファイルの脆弱性を利用して HEN を動作させることにより自作アプリが起動可能になります。
また HEN を動作させた状態で CFWEnabler や 5.03 GEN for HEN を使うことによって メモリースティックから CFW のファイルを読み込んで 一時的 に ISO/CSO 起動 や プラグインの使用、自作アプリ が起動できるようになります。
※一時的 とは CFWEnabler や 5.03 GEN for HEN を動作させてから一度 PSPの電源を切ったりすると通常の FW に戻ってしまうため PSPを起動するたびに これらを起動する必要があります
これが CFW との大きな違いとなります。
また PSP-3000 や対策された PSP-2000 の バージョンは FW 5.03 以下でなくてはなりません。
ここからは PSP-1000 と PSP-2000 と PSP-3000 で CFWを導入するまでの手順が違いますので分けて解説します。
PSP-1000(旧型PSP)の場合:
3.以下のチャートを選択肢に沿って進んでください。
1の場合に進む
2の場合に進む
PSP-2000(新型PSP)の場合:
3.以下のチャートを選択肢に沿って進んでください。
1の場合に進む
2の場合に進む
※PSP-2000 対策基板判別方法
でお手持ちの PSP-2000 が対策基板であるか確かめることができます。
PSP-3000 の場合:
3.以下のチャートを選択肢に沿って進んでください。
1の場合に進む
2の場合に進む
(※)改造するにあたって最低限必要なもの |
- メモリースティック
最低でも 256MB 以上は必要です。
もし 新しくメモリースティック を買うのであれば その後のことも考えて 8GB 以上のものを買うといいでしょう。
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8GB:
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32GB:
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