まるで黒船騒ぎのTPP | 社員と顧客と経営者の幸福

まるで黒船騒ぎのTPP

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

本日TPP交渉参加を表明すると思われていた野田総理

会見を明日に延期しました。

いや~、これは予想外です。

一日延ばして、何の意味があるのでしょう?
決断力の無さを印象づけて、マイナスな気がするのですが。

それにしても、交渉に参加するというだけでこの騒ぎ
黒船が来て、「開国だ」「攘夷だ」と言っているのと
あんまりレベルが変わらないような気がします。

普通は、
交渉した結果が良くなければ国会で否決、
交渉した結果が良ければ国会で可決
すればいいだけの話なんですが。

「交渉に参加するなら離党するぞ」
などという議員も、普通に考えたら異常でしょ?

「交渉に参加するなら、○○と△△は絶対通せ」
なら分かりますが。


もちろん最大の問題は、
TPP参加の目的、ビジョン、戦略などを何も語らず、
把握している情報も一部しか出さない政府と官僚に
あるのですが。

個人的には、戦略的に進めるなら交渉に参加すべきだと
考えますが、野田総理は、何をどこまで考えているのか
さっぱりわかりません。

会見を一日延期して、何をやりたいのかな?


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