見渡すと乾いた土地の中に民家がいくつか見えた。
こ、これはひょっとして....。
そして、そこで僕は未知との遭遇を果したのだった。
馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬……
他人の家にあがりこんで、写真を撮っているのだから家族の人たちも驚いたことだろう。笑
ウマだけではなく、象や人々も描かれていた。
色遣いもカラフルで素敵だな~^^
しかし、インドのアディバシ(※)の嫁さんはみんなこんなにも絵が上手なのだろうか??
奥にはキッチンらしき部屋が見えた。
家は1K?
通訳してくれて、「そうだ。」って言ってた。
そのご主人と家の奥さんに向かって、人差し指と人差し指を絡めて「マリッジ??」って聞いたら今度は「違う。」って言ってた。
これだけの大作、一体どれくらいの期間をかけて仕上げたのだろうか...??
ついでに僕も撮ってもらった^^
もっと身軽できたかったけど、結局全ての荷物を抱えてここまでやってきてしまった。
お邪魔しました~^^
というわけで、目的達成!!
このまま帰るのもちょっと名残惜しいので、
欲張ってもう一軒みたいってジェスチャーしたら、何やら雑木林の方へと連れていかれた。。。
そこで、すれ違う車にちょっとビックリ!!??
チャイはグジャラート式!!
上の上の写真ちょこっと写ってるけど、
カップではなく受け皿ですすって飲むのが、この土地のスタイル。
まぁ、僕は無視してカップで飲んでいたけど。。。
一番乗りで乗車。
いや~、ピトラ画見れてよかった!!!
ちょっと、あまりにも順調にことが運びすぎだったかな?笑
けど、、、
“確認の旅”ではなく“発見の旅”。
行き方のヒントだけで、事前に一切の映像(画像、ネット)情報を仕入れることなく旅したことが新鮮で面白かった!!!
宝探しのような感覚で出会ったピトラ画は想像を超えて大きく、芸術性の高いものであると思った。
事前にネットで見てたら、感じ方も全く違うだろうし、もしかしたら見に行こうとすらしていなかったかもしれない。
数十年前の旅人はこれが当たり前だったんだな~と思うと、感心する一方、
旅のスタイルの変化、近代化(インターネットの出現)について改めて考えさせられる。。。
果たしてこれは進化と呼べるのだろうか...??
こうして、次の目的地インド最西端、少数民族の暮らすカッチ地方を目指して、長い移動が再び始まったのだった。
つづく。。。
《補足》
※Adivasi/アーディヴァーシーは
「アーディ(始め、初めの)」と「ヴァーシー(住む人、住民)」から成る言葉で、「先住民」という意味になるそうだ。インドには「アーディヴァーシー」と呼ばれる人々が飛び地のような形で各地に居住しており、彼らはドラヴィダ系民族やインド・アーリア系民族がインド亜大陸に来る前から住んでいたと考えられている。これらの人々の多くは、行政側から「指定トライブ(指定部族)」と呼ばれているカテゴリーに属しており、農村部や山間部に居住している。
生活は貧しいが、独自の言語や文化を持ち、独特の芸術活動が注目されて、絵画やパフォーミング・アート等の芸術家として知られる人々も出てきているそうだ。
※ピトラ画
ひとつ言えるのは、この地域(民族)において、馬は神の乗り物として崇拝されているということだ。
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