先日、「超級女声」の5位にランクインした「紀敏佳 」の記者会見+ライブに行ってきました。



「超級女声」とは、日本で言う「ASAYAN」みたいなオーディション番組(らしい。私は見たことない)。ASAYANはどうかわかんないけど、超級女声では、結構バックグラウンドが評価を左右するみたいで、1位から4位は、みんなパパが幹部だったり何だったりと、実力以上のポイントで上位に入ることが普通らしいんです。



ちなみに、中国語ではしばしば「超女」と略されます。なんか強そー。



5位の紀敏佳は一般家庭の出身で、実は実力では1位(プロデューサーの菊地圭介氏・談)。そうか、それじゃぁいい歌声を聞かせてもらえる、と楽しみにしていました。



菊地氏のピアノソロから始まり、観衆や記者の後方から歌いながら現れた紀敏佳。全身震撼しました。鳥肌モノ。



ほどよくかすれたハスキーボイスと広い音域(5オクターブ!!)、バツグンな音感。デビュー前だというのに、どっしりと安定した歌声でした。



まだちょっと垢抜けないかな~~というところもあるけれど、あの歌声はアジアを牽引する「歌后」(歌姫)になりうるのではないでしょうか。