昨日の柿崎佑奈の話の続きです。

彼女が写っている写真

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(後列の右から4番目)を見ながら

友達とfacebookで話をしていたら

「僕、そこにいたよ!」

とヤニック・ボカン先生から

メッセージが!

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そう、6月にうちの稽古場に

いらして下さったヤニック先生。

国立モスクワ音楽劇場バレエ団で

指導していたそうです!

なんたる偶然!しかも柿崎佑奈は

6月にはワシントンに留学していたので

ヤニック先生とは日本では会って

いなかったのです。

いわゆる間接的な見えない繋がり。

「バレエ界は狭い」

これはこの世界に何十年もいるので

わかっていた、とは言え、まさか

自分の生徒までもがこんな風に

繋がっていくとは!

常々生徒たちには

「バレエを上手く踊れ、とは言わないけど、人として恥ずかしくないように生きていって欲しい」

と言い続けてきました。

いま在籍している生徒たちも

いずれは社会人になる。

将来バレリーナになっていなかったとしても

子供の頃残したバレエの業績や振る舞いは

ずっとずっと語り継がれる。

だからこそ、日々の積み重ねが大事だし

バレエ以外の生活も丁寧に積み重ねて

欲しい、と指導はしてきました。

「バレエはただの習い事でしょ?」

と日本では思われがちですが

習い事イコール社交場であり

その社交場での立ち振る舞いが

どこでどう将来に繋がるか…

佑奈、ヤニック先生の繋がりで

ひしひしと感じました。

うちの生徒たちには

「バレエが上手」

と言われるのではなく

「バレエを習ってるから、一本筋が通っているね」

と言われる子に育って欲しいです!

左右木健一