※昨日この記事をアップした時点で

「送料負担でお願いします!」
と書いてしまいましたが訂正します!!

送るだけで1台買えるくらいの送料が掛かることを
今更知りました!!無知でごめんなさい!!
輸送手段は別途考えてアナウンスします!!

とり急いでは、以下の文に該当する家電をお持ちの方は
とりあえず連絡いただけると助かります!!

皆様のご協力お願いいたしますm(_ _)m


東日本太平洋沖大地震から
3ヶ月以上がたった今でも
被災地の状況は壊滅的で、
ようやく道路の瓦礫が撤去されたという感じです。


しかしそれでも三ヶ月前と比べれば
多くの人々の弛まぬ努力のおかげで
状況はよくなってきています。
多くの地域でライフラインも復旧してきました!


いままで水道も使えず
灯りも点らなかった地域に
水が通うようになりました。
電気も通るようになりました。


それに伴い、自宅避難者の生活を

少しでも最低限の生活水準に近づけるために、
カップラーメンや缶詰ばかりの食生活から脱するために、

以下の家電を被災地に送りたいです!!

冷蔵庫、炊飯器、洗濯機、扇風機

通常自宅の1階に置いてあるような家電は
みんな津波で駄目になってしまいました。


他にも必要なものはいろいろありますが
広げすぎると逆に対応しきれないので
優先順位の高い以上4点に絞って募集します!

仮設住宅に入れる人には赤十字からの家電6点セット
(上記より扇風機除く3点+エアコン、テレビ、電子レンジ)
が支給されますが自宅避難者には全く届きません。

仮設の進捗も芳しくありません。
石巻市では必要数8000軒に対して
完成数は3000ちょっと(着工はしてるようですが・・・)

中古、使い古しで構いません!
御自宅に使ってないものがある方、
買い替えを考えている方、
譲って下さい!!

扇風機は季節モノなので逐次現地に送りたいです。
もし譲っていただける方いましたら申し訳ないですが
送料の負担をお願いして、発払いで以下の住所

住所:〒989-1245
宮城県柴田郡大河原町字新南61-16
 四季菜食舘 凛家 気付

宛名:仙南支援部隊 チーム王冠
電話:0224-53-0555
携帯:090-6688-0987


チーム王冠の拠点に送って頂きたいです!

そのほかの家電につきましても送料負担で

同様に送っていただけると助かります(>_<)

もっとも迅速に被災地に届けることができる手段なので!


冷蔵庫、洗濯機など大型家電につきましては

送料負担はちょっと・・・という方いらっしゃいましたら

可能な範囲で数件まとめてトラックなどで

受け取りにいくという手段を考えますので

まずはご一報下さい!!


「また、ここに頼んでみたら家電支援してくれるんじゃない?」

などの情報ありましたら、お知恵を拝借したいです!!


このblogで記述したこと以外でも

質問、現地の様子など、知りたいことございましたら

僕の見て来た現実、答えられる範囲でお答えしますんで

お気軽に連絡ください!!よろしくお願いいたしますm(_ _)m


笠原宗一郎

toybox_since1981@hotmail.com


そーいちろーのブログ
続き、

自宅避難者の支援はまず

「どこに?」「何人?」

の自宅避難者がいるのかを把握するところから始まる。

洗濯物が干してある家、
浸水してない車が停まってる家、
自宅片付けに戻ってきている人への聞き込み。

あらゆる人の気配、生活のサインを見つけては
片っ端から戸口を叩き、支援もなく暮らしてきた人を見つけていく。

その数の多いことと言ったら言葉を失う・・・

80歳の障害を持った母親を養う60歳のおばぁちゃんがいる、
一握りの米を何倍もの水でふやかして増量し飢えを凌いでいる人がいる、
ライフラインもままならず、川の水を汲んで飲んでいた人がいる、

「誰も助けてくれなかった・・・」と
涙を流す自宅避難者の方を見て
胸がつまる思いだった。

そうやって見つけた自宅避難者をある程度の範囲でまとめ
リーダーを決めチームを作り、そこに定期的に
水や食料をはじめ、各人が生活に必要なものを聞き
全国から届く様々な支援物資の中から該当するものをピックアップし配る。

リーダーにまとめ役になってもらい
メンバーの意見や欲しい物資リストを取りまとめてもらう。
そういう活動を敢えてやってもらうことで孤立していた自宅避難者の間に
コミュニティを作り、情報の共有や助け合いをすることができる。
チーム王冠の物資配達もリーダーの所一ヶ所にまとめ
リーダーからメンバーに配ってもらうことで効率よく物資を配ることができる。

チームごとに世帯数、各家族の人数、年齢、性別などをリストにしてもらうことで
どの地域にどれだけの自宅避難者が存在するのかを把握することができる。

と、書くのは簡単だが、
ものすごく労力を要する作業です・・・

仙南地域から始まった、このチーム王冠の活動は
東松島、大街道、渡波、女川に広がり、
支援している総人数は3000人を越えています。

まだまだ、回りきれていない地域は多く
今後その人数が増えるのは間違いのない事実。

自分らの力でどのくらいの事ができるか?ではなく
困っている人がいれば全員救いたい!!

そのために何をしなければならないか
日々それだけを考えてひたすら前進してきた
有志ボランティア団体です。
ハートの熱い、心の優しい人たちが
全国から集まって来て活動しています。

自宅避難者への物資配送だけではなく
今だ粗末な学校給食や小さな避難所への炊き出し、
仮設住宅の状況把握、行政への働きかけ、
瓦礫撤去、側溝の片付けとその活動は多岐に渡ります。

いまこの瞬間も僕は彼らと共に行動したいと思ってしまう・・・。




チーム王冠の活動は
『自宅避難者の支援』

本当に驚愕の事実だったが
建物1階部分が津波被害に遭い
窓ガラスは割れ、瓦礫に埋まり、
とても人が住めるような状況じゃない民家にも
避難所に入れない(もしくは出てきた)人が住んでいるのだ。


そーいちろーのブログ

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避難所に入ったが居心地の悪さから住み慣れた家に戻ってくる人
震災直後、遠くの親戚の家に身を寄せている間に避難所の受付が終ってしまい入れなかった人
引っ越してきたばかりで地域のコミュニティから阻害されてしまった人

被災者の方々から直接話を聞くと様々な理由があるが、
もっとも重要なことは

自宅避難者の人はほとんど継続的な物資支援を受けられていない」

ということだ。

自宅避難者のお宅のほとんどは行政の避難区域に指定されているため
「住んではいけない地域に住んでいる人は支援しません」という無茶苦茶な理論だ。
避難所に行けば物資はある。3食のご飯が提供される。

しかし、自宅避難者は不定期にやってくるボランティアの
炊き出しや物資支援しか受けられない。

もっと言えばそれすらない地域がたくさんある。

それは自宅避難者の方が

「どこに?」「何人?」

いるのかを調査、把握している人が誰もいないがために生じてしまっている。

それをなんとかするために
震災後間もない頃から活動を行っているのが『チーム王冠』なのだ。

続く