YouTube
気になる動画を「YouTube]で探そう
世界最大規模の動画共有サイトYouTubuには、毎日さまざまなジャングルの動画が数多くアップロードされている。運営者がGoogleということもあり、動画共用サイトのトップの道をひた走る印象がある。また、企業とタイアップした公式チャンネルが充実しているのも魅力の1つだ。HD画質に対応しているため、画面サイズを切り替えて解像度を指定してやるだけで、高画質な動画を手軽に閲覧できるのもうれしい。
 YouTubuにログインしなくても動画を楽しむことができるが、とことんYouTubeを楽しみたいならアカウントを収得してログインするのもアリ。年齢制限のある動画が見たり、お気に入り機能を使って好きな動画を整理したりできる。また、動画に評価を付けたり、コメントを残したりして、YouTubeをコミュニケーションツールとして活用する使い方も可能となる。
 ここでは、YouTubeに数多くアップロードされている動画から、好きな動画を探す検索方法について紹介する。


ニコニコ動画
「ニコニコ動画」で流行をチェック!
日本発の動画共用サイトとして、大きなシェアを誇るのがニコニコ動画だ。動画の上にコメントを流せるのが最大の特徴で、ユーザが動画に好き勝手にツッコミを入れたり、「職人」が芸術的なコメントを残したりしている。また、東方やボーカロイド関連、「やってみた」系の動画など、ほかの動画共用サイトと異なる独自の文化が育っているのも魅力だ。コメントとニコニコ動画が重なり合うことによって、単なる動画としてのおもしろさ以上のものを生み出している。
 ニコニコ動画で動画を閲覧するには、アカウントが必須。無料の一般会員でも動画は見られるが、時間帯などの条件次第では低画質モードにされてしまう。月額525円のプレミアム会員になれば、本来の画質で楽しめるだけでなく、コメントに使える文字色が増えるなど、メリットは多い。より深く楽しみたい人には、価格分の価値があるだろう。


Veoh
「Veoh]には高画質動画がいっぱい!
アップロード可能な動画の容量が無制限のため、高画質の動画が閲覧できるのがVeohの特徴だ。1度経営破たんしてしまったが、イスラエルの企業が運営を継続しており、ほぼ今までどおりさまざまな動画を見ることができる。
 再生時間に制限がないため、1時間以上の長い動画を切り替えなしで楽しむことができるのも魅力だ。(YouTubeは、一部の動画を除き10分間の制限がある。)ただし、再生時間が30分以上の動画については、全編再生には「Veoh Web Player」のインストールが必要になる。
 Veohは目メニューが日本語表示されている以外は英語表記であり、ややハードルが高いイメージがあるが、日本語検索にも対応しているので動画を閲覧だけなら大丈夫。ただし、タイトルがアルファベットを用いるのはコツ。日本語検索と併せて使用し、いろいろ検索してみよう。


Youku
会員登録なしで簡単に動画が閲覧できる「Youku]
中国産動画共有サイトとして有名な「Youku]は1日1億本以上の視聴数を誇り、現在急成長中の注目サイトだ。画質や転送速度もそこそこ快適なだけでなく、会員登録なしで動画を再生できる手軽さもありがたい。
 画面がすべて中国語なので若干とっつきにくいが、日本語検索に対応しているので動画を探す分には特に問題ない。アルファベットも併用して動画を探そう。漢字の雰囲気でなんとなく操作できるはず。また、YouTubeの「チャンネル」のような機能を備えており、ユーザーのアップロードした動画一覧から、シリーズ物の動画を芋づる式に視聴できる場合も多い。
 その他の動画共用サイトの動画が「Youku]に輸入されているケースも多い。そのため、何かの理由で見たい動画が見つからないときの保険として利用できる点もメリットといえる。サブの動画共用サイトとして覚えておいても損はないはずだ。


まいつべ(MYTUBE)
「まいつべ」で動画の一括検索を実行しよう
「まいつべ」は、80個もの動画共有サイトから一括検索と動画視聴ができる動画検索サービスサイトだ。PCだけでなく携帯電話にも対応している。
 検索フォームで簡単に設定するだけで、YouTubeやVeoh、Youkuなどの大手動画共有サイトの動画を検索可能。特にユニークなのが、80個の動画共有サイトから最大5サイトを指定して一括検索できる機能。複数のサイトを検索するぶん、検索に時間がかかることもあるが、いろいろなサイトを渡り歩かなくても、まとめて動画を探すことができるのはとても便利だ。日本語検索しても動画は検索できるが、アルファベットで検索すると海外サイトの動画もヒットしやすくなるので、両方試すのはオススメ。
 「まいつべ」では、検索にヒットした動画はその場で視聴できる。掲載元のサイトにジャンプしなくてもいいので、次々と動画を視聴できるのが強みだ。
 ここでは、任意の動画共有サイトを指定し、複数のサイトから動画を検索して再生するまでの手順を紹介していく。


まいつべ(MYTUBE)TV
まいつべTVは、まいつべのサイト内にあるコーナーの1つで、まいつべのトップページ右側にあるアイコンをクリックするとアクセスできる。まいつべTVのトップページにも書いてるように、日本語検索に対応していないサイトでも日本語検索できるのが特長だ。
 まいつべと同様、動画検索の機能が充実しているのも魅力。YouTubeやVeoh,Youkuはもちろん、世界中の80個の動画共有サイトから5つを選んで一括検索可能だ。
 キーワードを入れて検索すると、関連する動画一覧を表示。あとは一覧から見たい動画を選んでクリックすれば視聴できる仕組みだ。リンク切れなどの理由で視聴できない動画が多いが、いろんなサイトを渡り歩く必要がないのは便利だ。
 なお、アニメ関連動画に関しては作品別に分けられているほか、カテゴリメニューでは注目のキーワードをマウスオーバーすすだけで表示できる。


Fooooo
全世界の動画を豊富な検索オプションで絞り込もう
「Fooooo」は、YouTube,Veoh,GUBAといった有名動画共有サイトを含む50以上のサイトから一括検索できる動画検索サービス。ただし、日本語キーワードで検索すると、YouTubeや国内サイトばかりヒットするので、アルファベット検索と併用するのがオススメ。
 対応サイトが多いため、動画の種類によってはヒット数が多すぎて見たい動画が見つかりにくい場合も。そんなときは、「検索オプション」を有効利用して動画を絞り込もう。上手に条件を設定すれば、見たい動画がピンポイントで見つかることもあってなかなか気持ちがいい。


Dailymotion
YouTubeより古参?フランス発動画共用サイト
フランスの動画共用サイトで、フランス国内だけでなく、世界規模で高い人気を誇っている。ほぼYouTubeと同時期にできたと言われ、歴史も古い。自動的に日本語ページにジャンプするため、特に使い方に迷うことはないはずだ。日本語検索に対応しているだけでなく、レスポンスも良好。フルスクリーンへの切り替えはもちろん、HD画質への切り替えもワンタッチで可能など、動画を快適に見るための機能も充実している点が魅力。


PANDORA.TV
とにかく高画質の動画を!という人ならぜひ
韓国では最大規模の動画共有サイト。日本語にも対応しており、ログインせずに動画が再生できるので、使い方に迷うこともないはず。また、全体的に動画の画質がよく、YouTubeとは比較にならないほど細部までよく見える高画質動画が楽しめる場合も。動画の種類も豊富だ。過去には回線がかなり重く、読み込みが進みにくいことがあったが、現在では多少改善され、時間帯にもよるがそこそこレスポンスもよくなった。


56.com
日本からアクセス制限がない中華動画共有サイト
Youkuとほぼ同規模の中国道が共有サイト。画面がすべて中国語なのもYoukuと同様だ。ただし、ほぼ日本からのアクセスに制限がないため、プロキシの設定などはしなくてもいいのは強み。ただし、条件によっては動画の読み込みに時間がかかることもあり、他の動画共有サイトとの使い分けが重要となる。
 日本語検索も可能だが、日本語タイトルの動画が少ないので、あまりヒットしない。中国語かアルファベットでの検索がオススメだ。画質は平均レベルだが、動画メニューからアスペクト比を手軽に切り替えられるのは便利。


Daum TV
韓国で人気の動画共用サイトを利用してみよう
韓国の大規模ポータルサイト「Daum]が提供する動画共有サービス。動画共有サイトの規模としてはPANDORA.TVと並ぶものの、動画の容量には制限があるため、画質はそれなり。また、サイト全体が韓国語のため、非常にわかりづらい。動画によってはまったく読み込みが始まらないものもあり、快適に使うにはやや難点が多い。ただ、他では見つからない動画が観賞できることもあるので、チェックは欠かさないようにしたい。


zoome
安心の国産動画共有サイトを使って動画を見る
日本産の動画共有サイトとしては、ニコニコ動画に次ぐ国内ナンバー2の規模を誇る。特徴的なには、超美麗な動画が楽しめるという点。他では味わえない超高画質の動画を存分に楽しむことができる。ログインしなくても動画を再生することは可能だが、zoome会員になれば動画にコメントできる「テロップ」や掲示板やチャットで他の会員とコミュニケーションが取れる「サークル」などの機能が利用できる。