旧約聖書「第一サムエル記」17章に登場するペリシテ人の巨人兵士・ゴリアトは、身長は6キュビト半(約2.9メートル)、身にまとっていた青銅の鎧は5000シェケル(約57キログラム)、槍の鉄の刃は600シェケル(約6.8キログラム)あったという。サウル王治下のイスラエル王国の兵士と対峙し、彼らの神を嘲ったが、羊飼いの少年であったダビデが投石器から放った石を額に受けて昏倒し、自らの剣で首を刎ねられた。この故事にちなんで、弱小な者が強大な者を打ち負かす喩えとしてよく使われる。
イタリアがダビデなんだろうけれど、ではゴリアテは誰?
ダビデも、青銅の鎧や槍をもたされたが、それを脱ぎ去り、川岸から石を5つ拾い、それだけを武器にした。今までのイタリアは、あまりにも重い武装をし続けてきたのだとレッタ首相。そして、私たちは、一人ひとりが信頼を持って戦わないといけないいう。政治家同士の一致が大切。
昨日は、どれだけ続くのだろうと皮肉ってしまったし、批判するのは簡単だが、彼らのために、特にレッタ首相のために祈るのが懸命かもしれない。
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