decreto legge "liberalizzazioni"(包括的自由化案の暫定措置令)。
革命的な自由化であるはず。
・・・とはいえ、97項目もの改正があり、新聞・ニュースで内容を追っていくのも大変。
例えば、自動車保険:代理店は、複数の会社の商品を提供しなければならない。自動車に関してはブラック・ボックス(scatola nera)を装着した場合に、保険料の減額の可能性がある。
薬局は5000薬局増やす。開店時間に関しても自由化する。また薬剤師は、顧客に対し、最も安価な薬を教えなければならない。また fascia C (薬の分類)に相当する薬は薬局のみで売られる。
弁護士などの専門職(Professionisti) 最低料金や最高料金を廃止する。研修期間18ヶ月のうち6ヶ月は(保健関係は除く)大学で実施できる。
ENI(イタリア炭化水素公社、Ente Nazionale Idrocarburi) と SNAM (イタリアガス供給公社、Società Nazionale Metanodotti)の分離。
その他、タクシー業、運輸業、鉄道、新聞のキオスクなどに関する法改正。多くの業界が既得権の侵害を懸念し、ストを計画中。 タクシーは既に13、23日に行われ、大変なことになっていた。
こうした自由化により、電気・ガス代は1家族あたり150ユーロ安くなると見積もられているし、ガソリンスタンドでの支払いは250ユーロ安くなると見積もられている。
いずれにしても、この自由化に10人に6人が賛成しており、このモンティ内閣、任期満了の2013年までは続いて欲しいという人が68%に至った。
店の営業時間や営業日なども変われば、「休みがなくなる・・・・」という不平を言うイタリア人も少なくないだろうが、失業者や仕事を探している外国人も多いのだし、いろんな意味で競争があり、切磋琢磨してサービス向上に向ける事が、イタリアの将来を明るくするのではないだろうか。
期待していい?モンティ内閣?
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