カルタ大会 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先日日記に書いたカルタを使ったカルタ大会が、昨日補習校で、そして今日、在ミラノ・カトリック日本人会で行われた。http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-11127028368.html外部リンク 

まずは、小1・次男のクラス。 
なぜか皆立ってとる形。ちょっと危険なんじゃない?と思いつつ、先生に意見をいうのも、モンスター・ペアレントと思われても嫌で黙っていたけれど、やっぱりあれは変だったな・・・ 

そして、こちら小6・長男のクラス。

 カルタってやっぱりこうやって座ってやるもんでは?男子組・女子組に分かれて行われた。   意外にも、皆冷静で、飛び込んだり(一人いたっ!)、けんかになることもなく、あっさり終了。皆、大人になったわね~。 

こちらは中学部。1-3年一緒に百人一首。中3の長女のクラスは、誰もが出来る優秀な子の塊で、夏前からこの大会にかける意気込み だけは凄かった様子。上の句を詠むだけで、ハイ!今年初めての中1は、引き気味・・・  
各自上位3位に入ったら、賞金だすから、金額はパパと相談して!というと、長男・次男は、はじめからその気がなく、しら~っ。長女だけ、にやっ。少なくとも、彼女のクラスのエースだけには負けない!といって出かけていった。 

中等部は3学年で25名参加。あいうえお順でグループを決め、第1戦。その後は、取得枚数の多い子から、クラスとテーブルを分け、最終的な枚数で勝ち負けを争った。第1戦40枚取得。第1クラスの第2グループに配置。第1の第1グループは、優秀な生徒ばかりの塊。あの難関チームで闘うよりは、今年の長女の配置はベスト・コンディション。ただ同じクラスの男 子がネック。毎年長女には、カルタ大会には来るな!といわれていたけれどはじめての見学。その割りに私のほうを振り返っては、なにかぶつぶつ言ってくるのだけれど、いまひとつ解読が出来ず。隣のチームの秀才君たちが、ぼそっと「お~Mすげえ」。長女は横目で見るだけで無視。冷ややかな雰囲気・・・計99枚取得。輝ける第2位。絶対負けたくないエースには1枚差で勝った。それだけでも大満足だったらしい。そんなもんかい。 

こちらよく見えないけれど、表彰式風景。 長女が、
補習校で過去に表彰されたのは、小1の頃、皆勤賞をとったのと、いつだったか忘れたが、貸出図書数がクラスで多かったことか。いまでは、さっぱり日本語の本を読まなくなったけど・・・なにかしらモチベーションは必要 。 

そしてこちらは、今日行われた、日本人教会でのカルタ大会。毎年1月はトンボラをしていたけれど、カルタは初の試み。しかも聖書のフレーズカルタ。   
たとえば、 
ほんとうの むすこまってる ちちのあい ←放蕩息子の話。 
はこぶねを のあはしんじて つくります←ノアの箱舟。 
さいごのよ ぱんとぶどうしゅ わけました←最後の晩餐。 
もちろん、ちょっと聖書の勉強をしないと、一般的には知られていない話も結構ある。 

国際結婚組で御主人がイタリア人。日本語を解す人もいれば、そうでない人もいる。第一音目の言葉のローマ字も読みを添えてみたので、誰でも参加できるというわけ。はじめは、皆自分の左右前後くらいしか守備範囲ではなかったが、だんだん遠くまで手を出すようになり、鼻息も荒くなってきた。笑 思い切り、参加賞を準備するのを忘れてしまった! 

何かと、とほほ・・とぼやくことも多い子育てだけれど、皆が心のふれあい、集う楽しさを体感できた様子。頑張った甲斐があったかな。