あぁ~9月も終わっちゃう。
なんだかバタバタしてる。
さらに、財布に入り続けていたワーナーの鑑賞券の期限切れは9月末....かといって、どうしてもという映画が地元ワーナーではやってない。
でも、もったいない~。
ということで、消去法(すみません~失礼なヤツ)で、「るろうに剣心 」を見てきました(まだやってたかって感じもあった)。
漫画連載時、大好きでジャンプで毎週欠かさずガツガツ読んでました。
(原作関連サイトはコチラ⇒「るろうに電信 」)
なので~、実写版って言われたときに「うーん...」が正直なところだったんですよね~。
イヤ、佐藤健くんは嫌いではないですよ、きれいなお顔しているし、ここんとこ毎年12月に行われるチャリティイベントでも見てるしね。
でも、剣心のフツーのときのホノボノさと、戦いモードのときのイメージの切り替えがよく出てて、アリなキャラです(笑)。
とくに、鵜堂から最初に薫を助けるシーンは、「あ、原作でもこんな感じかも」ってイメージできるくらい。
「るろ剣」の原作は長いので、今回使われたのは東京編をいろいろ~。
斎藤一が江口洋介ってのが、実はしっくりこなかった。雰囲気が違うっつーかね....。これは映画見てもちょっと違ったな(ま、個人のイメージってもんがかなりあるケド)。
近づけようって感じはあったけどね。
武田観柳が香川照之ってのがね「狙ってるなぁ」って感じ。ま、ちょっと気違いじみたイヤなヤツやらせたら上手いですからね香川さんは。原作はもうちょっと、突発的っていうか考えなしキャラな気がしたんだけど、実写は一応考えてますねいろいろ。
鵜堂刃衛の吉川晃司は、もうちょっと静かなるキチガイ的な雰囲気あってもよかったかな(こちらも個人的イメージだけどね)。確か岡田以蔵(人斬り以蔵)がモチーフなキャラだったし、武田観柳の手下でもなかったんだけどなぁ~。
全体的に原作のキャラクター像を壊さないように近づけて作っているという感じがあるので、実写にありがちな「ヒドイ」感は少ない感じがしましたね。
ワイヤーアクションも、原作のイメージを忠実にしようと思えば使わざるを得ないって感じだから、なるほど!といった感じでした。
一応、剣心の十字傷の件もあるんだけど、これは実写では少々浅い。ま、この十字傷の件をしっかり入れようとすると、ひとつ映画ができちゃうくらいになっちゃうからしょうがないっか。
個人的には「るろ剣」は蒼紫とか宗次郎がでてくる京都編の方が好きなんですけど、実写にするには、今回の東京編が無難だったのかもしれませんね~。
ま、鑑賞後「うーん....」までいかなかったし、きれいなお顔の健くんが、原作の剣心とかけはなれていなかったので良しとします(笑)。
しかし、この映画見ると久々に原作が読みたくなってきました(全巻持ってたんですけど東京を引き払うときに事情があって手放してしまったので....)。
やっぱり原作は映画を見てから読んだ方がよいですね。
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