私は東京世田谷で月1回行う自助グループに出ている。そこの自助グループイイトコを探すグループの方々が見学にこられた。

 東京都内で月1回ワークショップでお互いのいいところを見る。アドバイスはしないというのを見学にこられたリーダーの人はさらりと語った。

 お互いのイイトコを見る。とかく発達障がい者は恋愛は出来ない、挨拶できない。想像力がないと専門家の本を読んでも発達障がいの人は人に気を使う社会ではだめ男、だめ女の集まりで、人に気を使う、上司や同僚に気を使う企業社会では使い物にならない。周りの空気が読めない。弾き飛ばされる存在でしかない。私の尊敬する経済評論家の勝間和代氏ならこういうだろう。「発達障がいの人は戦力にならない。空気は読めない。こだわって変更に対処できない」とばっさりと斬られるだろうな。

 そんな欠点だらけの発達障がいの人のいいところを見て励ます。ワークショップをする。この試みはすごいと思った。

 イイトコサガシのような人のいいところを見る試みを支援者も学べばいいと思うのは当事者のないものねだりだろうか???

 そのグループリーダーはその実践をして手ごたえを感じている成果、自信にあふれていた。イイトコ探す試みが就労支援に必要なのではないだろうか。ほめられて自信をつく人は定型も障がいも変わりないはずだが・・・・・・・・・・