昨晩、テレビ朝日系『ニュースステーション』とテレビ東京系『ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)』で民主党がマニフェスト改変要望として2元化した与党民主党の幹事長小沢氏と国民新党、社民党の幹事長によって要望書が出された事について報道がなされていた。
かねてから、前政権自民党が暫定といいつつ姑息にとり続けた暫定税率を、環境税という明言はないものの維持するべしという事項も盛り込まれたことは、妥当だと思われることについては過去記事に書いた通り、是非そうするべきだ。
ただ、この2つの報道を観ていて不思議に思ったことがある。
それは、
1.『ガソリンの暫定税率を維持』しつつ、税源を確保
2.『暫定税率を他の使い道に振り分けた事により』
3.『ガソリン価格維持の為に暫定税率と同等の税を調整してかける』
というコメント。
ん?1のガソリンの暫定税率を維持するということは、ガソリン価格は現行の通り推移するんだよね?
2では、環境税として振り分けるのが妥当だというなら、それは理解できる。
さて、それでは3は何?
ガソリン暫定税率の税の名称を変更するだけならわかるが、新たに調整のために税を課する?
1.従来のガソリン暫定税率は、別のところに持ってきて
2.新たな税率をかけて
ガソリンの現行価格を維持!?
どうして忽然と税金が1つ増えてるの?どこから取るつもりなの?
ガソリンにプラスアルファで税を課したらガソリン価格上がっちゃうよね?
あれ?んんん?
ニュースステーション観てて、あれ?と思ったけど、自分がどこか間違えてるのか、よくある報道の間違いかなと思ってたら、局の違うWBS観てても同じこと言ってる・・・あれ?
自分の内容の噛み砕き方がおかしいのかな?
これは単なる疑問で、さっぱり理解できないでいるんだけど、この報道内容って正しいの?
更に、それが正しい場合は、民主党の意向も報道通りなの?
だとすると、どこからともなく忽然と現れた新たな税率はどこにかけられ、誰が負担するの!?
あれ?何何?混乱してきた。。。
誰か教えて。
んーと、報道や政治家の口からは暫定税率を「ガソリン暫定税率」と故意か偶然か言ってるけど、実は他にもあるんだよね?
民主党マニフェストにも明記されているけど暫定税率は「ガソリン」の他、「自動車取得税」「自動車重量税」にも課されてるんだよね?
仮にそれを考慮するとして、、
1.『「ガソリン」「自動車取得税」「自動車重量税」の暫定税率』を維持する。
2.『「自動車取得税」「自動車重量税」の暫定税率』は、これまで通り維持する。
3.『「ガソリン」の暫定税率』分は、環境税に移行する。
3で『「ガソリン」の暫定税率分』を移行してしまうと、ガソリン価格を下げることになるから、その調整として「新たな税率」をかけてガソリン価格を維持するってこと?
それなら、つじつまは合うような気がしちゃうよね?
でも、よく考えると、税金1つ増やす分の税源どこにあるの?誰が払うの?
なんだか、政治家や官僚の言葉遊び、それって政治家のハチャメチャ論理で言葉巧みに騙して搾取しようとしてるってこと??
それと、報道陣にしても、理解した上で報道してたとは思えない。
なぜ、理解していないのに、平然と顔色一つ変えずに報道できるわけ?
これ自分の勘違い?顔色変わってた?マスコミの表現は、冒頭のおかしな表現じゃなかった?
これは少し整理しないといけないようだ。
まず、後段のような内容なら、おおめに見るとして民主党には突如暴落した世界経済により、前自民党政権が予算組みした今年度税収見込み46兆円が36兆円台になりそうな状況になり、予想外の展開で財源に苦慮している。
その一環として小沢氏から「民主党からということではなく全国民の意思」として政府に要望書を提出した。
その一環として、自民党政権が、「暫定」と言いながら30年も恒久化したかのように搾取してきた暫定税率は、選挙戦の際の一時期、石油価格の暴騰で高値で推移し、ガソリン価格に跳ね返り、一気に価格が上がった為、価格下げ、価格安定のために、そんな理不尽な恒久化された「暫定」税率はなくせばいいという世論に沸いた。
しかし、今はリーマンショック後の歴史的政権交代後、まだ4カ月めのさなか、既に財源が著しく不足している。
他方、世界的に地球温暖化対策を考えなければならない中、日本も例外ではなく、温暖化対策の一環として自然エネルギーや電気自動車、エコ家電などの普及を目指している。
更に税制面でも「環境税」の必要性議論が政治の世界でわいた。
しかし、前述の通り、著しい財源不足もあり、更に地球環境の温暖化対策を講じるという流れ。
その観点からしても、過去記事でも書いたが、石油を遣うガソリンを消費する場合には、環境負荷が高い為、環境税の源泉として言及しても理に叶ったものになる。
それであれば、前自民党政権時代の暫定税率も現民主党政権においては、環境税として活きてくる。
一度、廃止して、更に環境税として上乗せしますと、形だけ行うことも可能だが、それは余りに無駄が多くバカバカしいので、暫定税率を環境税の税源とすれば(政府も民主党も環境税と明言していないところに懸念が残るが)誰もが納得いく形になるだろう。
よって、暫定税率が、維持されること自体は、実際の問題は少ないと思う。
しかし、そこでだ、国民が予想だにしない新たな税が言葉巧みに盛り込まれ、それが既成事実化してしまっては、おかしな話であり、政治が国民をだましたことになり、不誠実極まりないことになる。
そこで政府が説明するにしても、この「言葉巧みに新たな税を課す」事は誰にも納得できるものではない。
再度、おさらいしよう。
1.『「ガソリン」「自動車取得税」「自動車重量税」の暫定税率』を維持する。
2.『「自動車取得税」「自動車重量税」の暫定税率』は、これまで通り維持する。
3.『「ガソリン」の暫定税率』分は、環境税に移行する。
4.3で『「ガソリン」の暫定税率分』を移行してしまうと、ガソリン価格を下げることになるから、その調整として「新たな税率」をかけてガソリン価格を維持するということだとすると、なんだかよくわからなくなるけど、それって政治家のハチャメチャ論理で言葉巧みに騙してるって事?
環境税として目的税化することは良いが、ガソリン暫定税率もそのままに、目的税化して財源として使えばよい話で、どさくさにまぎれて新たな税金を課すものだと、そう言ったら皆納得したじゃないかと無茶苦茶な論理で既成事実化されるとすれば、それは明らかに詐欺だ。
4は、説明も何もなく行われるようなことがあれば、国民が納得できるはずのないものだ。
インチキ政治はやめよ。
しかし、待てよ?詐欺にしても、そもそも、その3で環境税として別個にもっていく場合にしても、ガソリン価格は現行通りいくんだよね?インチキ構想の「新たな税」は、ガソリン消費するたびに課すとして、
別個に持って行く「ガソリン暫定税率」分のそのものの税金は、以後、どこから出てくるの?誰が払うの?
あり?やっぱり、おかしいね。。。
誰か教えて。
かねてから、前政権自民党が暫定といいつつ姑息にとり続けた暫定税率を、環境税という明言はないものの維持するべしという事項も盛り込まれたことは、妥当だと思われることについては過去記事に書いた通り、是非そうするべきだ。
ただ、この2つの報道を観ていて不思議に思ったことがある。
それは、
1.『ガソリンの暫定税率を維持』しつつ、税源を確保
2.『暫定税率を他の使い道に振り分けた事により』
3.『ガソリン価格維持の為に暫定税率と同等の税を調整してかける』
というコメント。
ん?1のガソリンの暫定税率を維持するということは、ガソリン価格は現行の通り推移するんだよね?
2では、環境税として振り分けるのが妥当だというなら、それは理解できる。
さて、それでは3は何?
ガソリン暫定税率の税の名称を変更するだけならわかるが、新たに調整のために税を課する?
1.従来のガソリン暫定税率は、別のところに持ってきて
2.新たな税率をかけて
ガソリンの現行価格を維持!?
どうして忽然と税金が1つ増えてるの?どこから取るつもりなの?
ガソリンにプラスアルファで税を課したらガソリン価格上がっちゃうよね?
あれ?んんん?
ニュースステーション観てて、あれ?と思ったけど、自分がどこか間違えてるのか、よくある報道の間違いかなと思ってたら、局の違うWBS観てても同じこと言ってる・・・あれ?
自分の内容の噛み砕き方がおかしいのかな?
これは単なる疑問で、さっぱり理解できないでいるんだけど、この報道内容って正しいの?
更に、それが正しい場合は、民主党の意向も報道通りなの?
だとすると、どこからともなく忽然と現れた新たな税率はどこにかけられ、誰が負担するの!?
あれ?何何?混乱してきた。。。
誰か教えて。
んーと、報道や政治家の口からは暫定税率を「ガソリン暫定税率」と故意か偶然か言ってるけど、実は他にもあるんだよね?
民主党マニフェストにも明記されているけど暫定税率は「ガソリン」の他、「自動車取得税」「自動車重量税」にも課されてるんだよね?
仮にそれを考慮するとして、、
1.『「ガソリン」「自動車取得税」「自動車重量税」の暫定税率』を維持する。
2.『「自動車取得税」「自動車重量税」の暫定税率』は、これまで通り維持する。
3.『「ガソリン」の暫定税率』分は、環境税に移行する。
3で『「ガソリン」の暫定税率分』を移行してしまうと、ガソリン価格を下げることになるから、その調整として「新たな税率」をかけてガソリン価格を維持するってこと?
それなら、つじつまは合うような気がしちゃうよね?
でも、よく考えると、税金1つ増やす分の税源どこにあるの?誰が払うの?
なんだか、政治家や官僚の言葉遊び、それって政治家のハチャメチャ論理で言葉巧みに騙して搾取しようとしてるってこと??
それと、報道陣にしても、理解した上で報道してたとは思えない。
なぜ、理解していないのに、平然と顔色一つ変えずに報道できるわけ?
これ自分の勘違い?顔色変わってた?マスコミの表現は、冒頭のおかしな表現じゃなかった?
これは少し整理しないといけないようだ。
まず、後段のような内容なら、おおめに見るとして民主党には突如暴落した世界経済により、前自民党政権が予算組みした今年度税収見込み46兆円が36兆円台になりそうな状況になり、予想外の展開で財源に苦慮している。
その一環として小沢氏から「民主党からということではなく全国民の意思」として政府に要望書を提出した。
その一環として、自民党政権が、「暫定」と言いながら30年も恒久化したかのように搾取してきた暫定税率は、選挙戦の際の一時期、石油価格の暴騰で高値で推移し、ガソリン価格に跳ね返り、一気に価格が上がった為、価格下げ、価格安定のために、そんな理不尽な恒久化された「暫定」税率はなくせばいいという世論に沸いた。
しかし、今はリーマンショック後の歴史的政権交代後、まだ4カ月めのさなか、既に財源が著しく不足している。
他方、世界的に地球温暖化対策を考えなければならない中、日本も例外ではなく、温暖化対策の一環として自然エネルギーや電気自動車、エコ家電などの普及を目指している。
更に税制面でも「環境税」の必要性議論が政治の世界でわいた。
しかし、前述の通り、著しい財源不足もあり、更に地球環境の温暖化対策を講じるという流れ。
その観点からしても、過去記事でも書いたが、石油を遣うガソリンを消費する場合には、環境負荷が高い為、環境税の源泉として言及しても理に叶ったものになる。
それであれば、前自民党政権時代の暫定税率も現民主党政権においては、環境税として活きてくる。
一度、廃止して、更に環境税として上乗せしますと、形だけ行うことも可能だが、それは余りに無駄が多くバカバカしいので、暫定税率を環境税の税源とすれば(政府も民主党も環境税と明言していないところに懸念が残るが)誰もが納得いく形になるだろう。
よって、暫定税率が、維持されること自体は、実際の問題は少ないと思う。
しかし、そこでだ、国民が予想だにしない新たな税が言葉巧みに盛り込まれ、それが既成事実化してしまっては、おかしな話であり、政治が国民をだましたことになり、不誠実極まりないことになる。
そこで政府が説明するにしても、この「言葉巧みに新たな税を課す」事は誰にも納得できるものではない。
再度、おさらいしよう。
1.『「ガソリン」「自動車取得税」「自動車重量税」の暫定税率』を維持する。
2.『「自動車取得税」「自動車重量税」の暫定税率』は、これまで通り維持する。
3.『「ガソリン」の暫定税率』分は、環境税に移行する。
4.3で『「ガソリン」の暫定税率分』を移行してしまうと、ガソリン価格を下げることになるから、その調整として「新たな税率」をかけてガソリン価格を維持するということだとすると、なんだかよくわからなくなるけど、それって政治家のハチャメチャ論理で言葉巧みに騙してるって事?
環境税として目的税化することは良いが、ガソリン暫定税率もそのままに、目的税化して財源として使えばよい話で、どさくさにまぎれて新たな税金を課すものだと、そう言ったら皆納得したじゃないかと無茶苦茶な論理で既成事実化されるとすれば、それは明らかに詐欺だ。
4は、説明も何もなく行われるようなことがあれば、国民が納得できるはずのないものだ。
インチキ政治はやめよ。
しかし、待てよ?詐欺にしても、そもそも、その3で環境税として別個にもっていく場合にしても、ガソリン価格は現行通りいくんだよね?インチキ構想の「新たな税」は、ガソリン消費するたびに課すとして、
別個に持って行く「ガソリン暫定税率」分のそのものの税金は、以後、どこから出てくるの?誰が払うの?
あり?やっぱり、おかしいね。。。
誰か教えて。