おかげさまで、先ほど空港出資条例は否決されました。
 
空港運営の民間委託は、国が所有権を持ったまま民間ができるところだけを切り出して、空港運営会社に委託するものです。そこにわざわざ福岡市が何億、何十億という貴重な税金を投入するのではなく、子育てや教育といった市民生活に身近なところに税金を使うべきという主張をしてきました。
 
この主張には、公明党福岡市議団、みらい福岡市議団のご協力はもとより、自民党市議団からは中島まさひろ市議(中央区)、飯盛利康市議(南区)、福田まもる市議(博多区)そして橋田和義市議(中央区)が会派を抜けてまで同調してくれました。また天野こう市議(西区)には維新会派で唯一、維新の信念を貫いて反対して頂き、皆さんに感謝を致します。

福岡空港については全ての議会での議論を真摯に受け止め、出資をせずとも、これからも空港立地自治体として、国やその委託先である新会社、そして県と連携をしながら、その責任をしっかりと果たしていきます。

 

早速ですが、私は就任以来一万人分以上の保育所整備を行ってきましたし、今年度予算でも過去最高の2000人分の整備予算を組んでいます。

 

しかし今年度の保育所申し込み数は過去最高にのぼり、今後もさらなるニーズが見込まれます。そこで今回のこども基金への積立金などを活用して、待機児童対策で今年度のさらなる整備数の積増しが出来るよう早急に準備をします。

 

福岡市長高島宗一郎