なかなか会えなくなるからと…
就職壮行会とでもいいましょうか…
飲みに連れていけと執拗に言われ。
お別れの乾杯をしたあの日から…
たった1ヶ月とちょいで…
やはりまた奴は現れた。
さぁ飲みな。
ねぇねぇ…
これは…
何会ですか、川神様。
まぁ、考えても無駄だ。
またちょいちょいやってくるはずだ…
この何会が。
いちいち頑張ってることを報告して…
褒められたいだけなのです。
可愛いもんです。
川神様は今『心臓』についで学んでいるらしい…
朝から晩まで『心臓』『心臓』…
全く想像はできませんが…
「大変そうだな」と他人事で思ってます。
研修期間終わったらどこ勤務になるんだろう…
福岡なんかに配属されたら…
超定例会みたいになりそうで怖いわ。
「よし、いつもんとこ行くか🌈」
『はい!』
ドアを開けると…
ひろぼー(笑)
昔話を楽しそうに悔しそうに話すひろぼー。
「ピザ食うか」
『もう腹いっぱいだってー』
目の前にピザが来た。
「うどん食いいくぞ」
『もう入らんてー』
目の前に肉うどん。
「茶碗蒸し食いいくぞー」
『嘘でしょ(笑)』
〆茶碗蒸し。
あたし達との別れを惜しむように…
必死に食い物で釣るひろぼーが愛しい。
だからあたしも川神様もとことんひろぼーとの時間を楽しんだ。
胃が痛ぇ…
みんながいつも心に留めてくれている。
みんながいつも過去を思い出し…
悔しさを心の片隅から引っ張りだしてくれる。
勝ちたい。
みんなを笑顔にするために…
綺麗事と言われてもいい。
みんなを笑顔にしたい。
よし、今日も稽古頑張る。
ありがとう、川神様。
ありがとう、ひろぼー。
いってきます。