2024年7月16日(火)
バスはコンヤへ向かって移動中。
カッパドキア=「美しい馬の住む場所」なので↑馬の像。その後ろには、トルコの国花チューリップ。チューリップはトルコ辺りが原産と言われています。
アクサライ・マラクリ↓ トルコの牧畜犬。銅像が作られるくらい有名なんですね。
これは刑務所↓
近代的な新しいモスク↓
目的地へ到着。休憩がてらのキャラバン・サライ見学。キャラバン隊商宿の建物です。
このキャラバンサライは、コンヤへ行く途中にあります↑
コンヤを通る道はシルクロードだったそうで、キャラバン隊商の宿が今も残されています。
近くまで行ってみました。
幾何学模様が見事です。
アルハンブラ宮殿の漆喰細工と同じでしょうか。
中に入るには入場料がいるので、外からのぞき込むだけ。でも十分。
キャラバンサライの前の道を挟んで反対側に売店があって、そこにバスが停車し、お店でトイレ休憩でした。
そのお店のレジ後ろに、ようやくカッパドキアのワインを発見
560トルコリラ。このときのレートで2800円。ママ友へのお土産にお買い上げ
ここから長文です。
この日、お腹の調子はずっとよくなくて、トイレ休憩のたびにトイレに行っていました。
バス移動だから大丈夫かなと、ウエストゴム紐がちょっときつめの長女のおさがりパンツをはいていたのですが、逆に長時間座っているためお腹が苦しい。しかも、十二指腸の辺りが定期的にキリキリ痛む。この痛みには覚えがありました。高校生のときウニにあたって食中毒を起こした時と同じような痛み。。
後々判明するのですが、実はこのとき腹痛を起こしていたのは私だけではありませんでした。
最初は添乗員さん。気球に乗っているときに腹痛を起こしていたらしく、誰にも言えずに苦しんでいたそうです。途中で気球を降りるわけにもいかないし、降りてもすぐにトイレはないし、、、お仕事とはいえ、せっかくの気球の旅が台無し。
そして、一人参加の男性。暗闇教会に入場していた男性です。私と同日の晩、やはり夜中に目が覚めて、1時間おきにトイレに行ったのだとか。
おばあちゃん姉妹もお腹が痛いとバスの中で寝ていたし、ツアー参加者18名のうち、ほぼ半数が腹痛にやられていました。
全然平気な人もいたんですが、これだけの人数がお腹壊すとねぇ。原因はなんだろう?
まずは水疑惑。支給されるミネラルウォーターが合わないのか。でも飲んだ感じ、それほど硬水ではない。大事を取って、それからは日本から持ってきた水を飲むようにしましたが。
それか生野菜サラダ? 野菜を洗った水道水が原因? そう考えてからは、食事に必ずついてくる生野菜サラダは食べないようにしました。
それともスパイス? 寝不足からくる疲れ?? それまでの疑惑が全部原因???
ツアーの皆の間でいろんな説が飛び交いましたが、旅の後半、「トルコ お腹壊す」でネット検索したら、結構出てきました。どうやらトルコでお腹を壊すのは珍しくないらしい。そして次のような記事を発見。
現在トルコに住んでいるという方の記事です。
トルコに住むようになる前は、トルコへ旅するたびに、旅の後半になると、胃もたれしたりお腹の調子がおかしくなるという経験をしたそう。ところが、トルコに住み始めてからは、不思議なほどお腹の不調がない。
当時、その方が原因だと思っていたのは、ほぼ私の考えと同じでした。
1. 水道水で洗ったであろう生の野菜やフルーツを食べたから
2. チャイを飲み過ぎた
3. ミネラルウォーターが硬水だったから
でも、トルコに住みだしてから、この推測が全部間違っていたそうです。
トルコの水道水を野菜を洗ったりするのに普通に使っているそうですが、お腹は全然大丈夫。
チャイも違うでしょうね。
ミネラルウォーターも、トルコで一般的に売られているミネラルウォーターの硬度はそれほど高くない。
では何が原因なのかというと、おそらく「油(オイル)」!
ここでピン!ときました。それならしっくりくると思ったんです。
トルコ料理は、オイルとかバターを大量に使うそうです。普通に一品のおかず作るのに、バターの塊をぽんっと入れたり、オイルをドバドバ投入したりするらしい。そして、オリーブオイルは高価なので、安価なひまわりオイルを使ってるそう。
実際その方は、あまり流行ってない食堂で食事をして、嘔吐&腹痛を経験したことがあったそうです。
一番怪しいのはカッパドキアのホテルのバイキング。古い油を繰り返し使ったり、料理を何度も温め直して提供していたのでは?
さらにいろいろ調べたら、ひまわり油は酸化しやすく、しかも夏の暑さで劣化しやすかったのではないかと推測しました。
オイルでお腹が弱ったところで、極めつけの壺ケバブ。かなりオイルが多めな感じでした。それを(美味しかったので)完食しちゃったしねー 半分以上残していた方は、お腹を壊してなかったような。
油による食あたりが一番怪しい。何よりもただの下痢ではなく、十二指腸のキリキリした痛みを伴う腹痛が、食あたりの可能性を濃くしていました。
嘔吐はしなかったので、かなり軽めの食あたりだとは思うのですが、それにしても海外でここまでお腹を下すのは、20代のとき行ったシンガポール以来です。
シンガポールのときは、1週間ほどの滞在期間中2回ほどお腹を壊し、原因はよくわかりませんが、たぶん屋台の牡蠣オムレツと、インド人街で食べた激辛カレーが原因ではないかと思っています。
そんなこんなで、他の方は旅の後半 快方に向かうのですが、私一人、旅の終わりまでずっとピーー状態が続き治らず。もともとお腹を壊しやすい体質で、あとは年のせいかなぁ。。
帰国後すぐは夫がオクラともずくを使ったそうめんなど、油を使わない料理を作ってくれたので、2日くらいは大丈夫だったんですが、その後ちょっとでも油を使った料理を食べるとピー 帰国してから1週間も下痢が治りませんでした。
次の記事から、旅行記に戻ります