ぐりちゃんだよぉ
先月の30日、奈良の西大寺へ行ってきました。
ママは、多分…本日、大茶盛式に参加していると思います
■西大寺(さいだいじ)
称徳天皇の願いにより、奈良時代後期に、創建されたお寺で、南都七大寺に数えられたお寺でした。一時は東大寺と並ぶ、大寺院として栄えていたのですが、度重なる火災で、衰退し、今の建物は江戸時代に立てられたもので、基壇や磁石が面影を残しています。
西大寺で有名なのは大茶盛で、直径40センチメールほどの大きな茶碗で、お茶を頂く行事があります
東門から入ると、30日お正月飾りと、きりのご紋が素敵です
かつては・・・
東は東大寺〜西は西大寺
と、言われておりました。
昔、華やかに、栄えていた良き時代を、思い浮かべながら二人は、散策です
もう3回目になります
手水舎の龍さんが…
皆さんに、あまりにも撫でられすぎて
ぐりちゃんが、
「頭が、禿げて可愛いね…」と言うと
「ぐりちゃん…しぃ〜〜」とママ
私は、怖がりなので、キッと睨みつけるような龍より、なんだか安心できる、西大寺の手水舎の龍が、大好きです
■四天堂
ここに安置されている四天王像は、称徳天皇の発願で建立された当時のものではないが、増長天が踏まえる邪鬼は、創建当時のものである。
こちらは、頂いた御朱印です
訪れた日の、記録にもなりますし、感謝の気持ちを込めて、私は最後に御朱印を頂きます
鐘楼は、華やかで、手が込んでいて、奈良市の有形文化財に指定しており、幕末から明治の初めに摂津の多田院から移されたそうです
平和観音像は、緑色で新しい像かと思われますが、手を合わせておきました。
世界が平和な世の中がきますように…と願いをこめて
大茶盛式とは、寺伝によりますと、延応元年(1239)年1月16日に叡尊上人が、八幡神社に、献茶した余服を、民衆に振る舞ったことを、由来する伝統行事のようです。
この行事の背後に(戒律復興)(民衆救済)に加えて、一味和合という言葉があります。
一味和合とは、
同じ一つの味をともに味わって、和みあい結束し、深めるという意味なのだそうです。
すなわち、自分は自分の茶碗で。他人は他人の茶碗で、別々に茶を呑み、お互い無関係ではなく。
同じ一つの大きな器で、たてた同じ味のお茶を、そこに集まった人々が、皆んなで助け合いながら、同じ茶碗から、回し呑み、和合を深める。
ただ、お茶を、呑むだけだと、思っていた私は、大切なことを、教えて頂いたように思います
本日、大茶盛式がありますが、以前のニュース動画を、アップしております。
▼大茶碗に、お茶を点て、わまして呑む姿は、とても珍しく、和やかな雰囲気です。
興味のある方は、ご覧くださいね