安田記念は、平成17年に4枠7番のアサクサデンエンが勝ったのを最後に、4枠がまったく連に絡んでいない。
では、その間、4枠には来そうにもない馬ばかりが入っていたのかというと、実はそんなことはない。
たとえば、平成19年には、1番人気のスズカフェニックスが入っていた。同馬は前走で、GⅠの高松宮記念を2馬身差で圧勝。その前には、安田記念と同じ舞台である東京芝1600メートルの東京新聞杯を、1分32秒7という好タイムで差し切り勝ちしていた。
だから人気になって当然だったのだが、これが伸び悩んで、まさかの5着。
平成20年には、3番人気の香港馬グッドババが、大バテして17着。
平成23年には、三冠牝馬のアパパネが、前走のヴィクトリアM勝ちの余勢を駆って1番人気で出走したが、伸びを欠いて6着。
平成24年には……
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