故人名義の預貯金口座は
故人の死亡の事実を知った時点で凍結され
銀行は、口座からの入出金を一切受け付けません
いつ凍結されるのか
銀行が個人の死亡を知った時点で口座が凍結されるといっても
死亡届を受けた役所が金融機関に死亡の通知をするわけではないので
銀行が、実際に故人の死亡を知るのは
相続人から連絡があった時
相続人が出金しようとしたさいに本人確認をした時
などです
それまでは、口座が凍結されることはなく
通常通り、入出金を行うことができます
暗証番号を知っていれば
ATMでキャッシュカードを利用して預金を引き出すことが可能です
しかし
故人の口座からの不用意な支出は
他の相続人の不信感を招き、トラブルのもとになります
★故人の口座からの支出は出来る限り避ける事
葬儀費用など、個人の財産から支出せざるを得ないものについては
★その金額どおりを出金するようにし、使途を明確にしておく事
多くの金融機関では
凍結後であっても
葬儀費用のためなど正当な理由があれば
引き出しに応じてくれます
相続人間で話し合いをするまでは、誰も手を付けないようにしておいたほうがいい
といった場合には
早めに故人の死亡を銀行に通知し、口座を凍結してもらいましょう