父親・母親のどちらを親権者に選ぶか
その選定の基準は
父親・母親の生活環境だけでなく
子どもの側の事情も重要になります
年齢
・10歳未満 生活全般で母親が世話をする事が多いため
母親が有利と判断されることが多いです
・10~15歳 子どもの発育状況によっては、子供の意思が尊重されます
・15~20歳 子どもの意思を尊重します
・20歳以上 親権者を決める必要はありません
性別
心身の発育状況
兄弟姉妹との関係
基本的には、兄弟姉妹は離れ離れにするべきではないとされます
子どもがみんな小さい場合は、原則、一方の親が全員の親権者となり
子どもがある程度の年齢に達していれば、子供の意志を尊重して考慮されます
これまでの環境への適応状況・環境の変化への適応性
現在の環境に問題がなければ現状維持が好ましい
とされる傾向があります
子どもの意向
家庭裁判所では、15歳以上の子供に対しては
必ず子ども本人の意思を聞かなければならないことになっています
15歳未満であっても、子どもの発育状況によっては
子ども意志を尊重したうえで判断されます
父母・親族との情緒的な結びつき
など…
笹川司法書士・行政書士事務所
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