皇居東御苑無料ガイドとKITTEインターメディアテクに行って来ました | 月とサカナ B-side

皇居東御苑無料ガイドとKITTEインターメディアテクに行って来ました



以前東御苑に行ったのですが、時間がなくて残念ながらガイドが聞けず今回は改めてのお出かけです
皇居東御苑は毎週水曜と土曜の10:30と13:20から無料ガイドツアーをしてくれています
特に参加申し込みなど不要、当日大手門近くの休憩所に集まればOKで、途中抜けてもさりげなく混ざっても問題なし(笑)

ちなみに11:00からはENGRISHのガイドツアーもございます

今回はガイドさんが三名
そのうちの1名は「植物方面専門に解説」下さる方で、それがよければその方のガイドについていく、そうでなければ残り二名の方とという形になりました。
毎回そうなのではなく、無料ガイドさんは30名、毎月会議などでローテーションを決めるそうなので、むしろ行く度に違う人がいると思ったほうがいいかもです。
(ちなみに御苑の方ではなく、皇居(実際のお住まいの方)一般参加申込というのもあります

18歳以上(18歳以下の場合引率や同伴必要)平日10:00と13:30(土日祝日、なんらかのイベント時などは中止)
インターネットもしくは郵送などで申込可
こちらもいつか参加してみたいのですが、土日祝日不可なので、まだ実現しておりません

まずは三の丸尚蔵館へ
今回のテーマは北欧からの贈り物
綺麗で美しいガラスや瀬戸物が色々なのですが…なんというか、大きな子供サイズある
リアルな真っ青シーラカンスの焼き物は迫力がありすぎて、友人とその前で絶句
「……すごいね…」
「…すごいけど、これを王族の方からプレゼントです!とか言われたら…少し困りそうだよね…」
「いやでも…昭和天皇は自然学の方とか特にお好きだったみたいだから…喜……こばれたかも…?」
「真っ青なシーラカンスのでっかいのって…個人宅だったらこまるよね…すごいんだけど」
という迫力ありすぎる作品で見る価値ありでした

ガイドさんはものすごく丁寧にお話して下り、昔の時代の写真や石のひとつひとつについてなども解説。
一人で見ていたら気がつけない、家紋のお話や、昔はここにこのような建物があったというお話で聞いていて勉強になりました。
本来1時間~1時間30分程度らしいのですが、2時間ほどお話して下さり、花粉症だとおっしゃっていたのに感謝の一言です。
一番驚いたのが、最後に廻った小さな滝がある池
鯉が何匹も泳いでいるのですが、どれも金魚みたいですごく優美!
最初普通にでっかい金魚かと思いきや、インドネシアの品種と掛け合わせた特別な鯉だそうです

リュウキュウカンザクラは濃い目のピンクが綺麗で、満開
今回初めて、和紙を作るのに利用するミツマタの花を見たのですが…面白いですね
つぼみが蜂の巣を白くして、爪サイズにした雰囲気で、咲くと小さな黄色い花に…よく聞く植物だけどお花は初めて見て面白かったです
そういや明日が東京マラソンなので、ランナーが超いっぱい走ってました
団体外人さんランナーも多かったなあ

大手門に戻ったら、もうお昼過ぎ
丸の内は平日ランチの他にホリデーランチ価格設定があり通常1000円なのに対し、ホリデーランチは1500円設定という雰囲気
…なんか内容ほぼ同じなのにという貧乏性な気持ちがあるので、東京駅まで戻ります
…友人までつきあわせて、ほんま御免


午後のお目当てはJPタワー(KITTE)にあるインターメディアテク
11:00-18:00まで入場料無料なのに、すごい数の展示物を見せてくれるという太っ腹!!
正直濃すぎて、途中ダウンしそうになるぐらいカオスな展示内容と充実した色々な展示品がありました。

と、その前に皇居を歩き回っておなかぺこぺこだったので、宮崎鶏炭火焼 車 さんへ
入る前に「冷汁がある!珍しいこれにしよう」と入ってみたら
「冷汁売り切れましたあ!」
…(´・ω・`)
他どうしようかなー炭火焼御前にでもしようかなと思ったら、注文をとりに来てくれた時に「冷汁大丈夫でした!」と言われ早速それに



冷汁はシソの風味のイメージがあったのですが、シソはなかったような?
ご飯もきちんと冷ましてあるのですが、冬場は暖かいご飯に冷汁でもいいかも…建物暖かいんだけどちょっと寒い(笑)
もう一品ソーメンか鶏南蛮のどちらかを選べるという不思議な選択だったので、チキン南蛮を選んで完食!
食べ応えありました!(ご飯の大盛やおかわり無料)

おなか一杯になって、インターメディアテクへ
この名称だけ聞くとなんかハイテク系PRブースかなと思われそうですが学術文化総合ミュージアム
…日本郵便と東京大学総合研究博物館の共同運営の無料博物館です

入ってすぐ右手に大きめな無料ロッカー(100円返却式)があるので荷物やコートはここで預けておくのがおすすめ
目に入るのは壁に上っているように展示されたマチカネワニの完全骨組み標本
大阪マチカネで見つかったワニ…とのことですが、中生代のワニなので普通に恐竜サイズです
よくあれをあの形で展示できたなと感心
中の骨格標本はもうカオスといいたいぐらい色々すごい
量が多すぎて、カエルみたいなのは一部ばっらバラになっていたり(大丈夫かこれ)ホルマリンが本体の半分しかなくて乾燥しそうな中身があったりですがとにかくすごい

アフリカンの妖しい仮面の横に現代アートがあったり、古いタイプライターもあったりと、コンセプトよくわからんでもすごいという感じ
しかもそれらの多くが、ガラスケース越しではなく、すぐ手に触れられそうな距離で展示されています
ありがたいけど小さい子も多いのに大丈夫かなと、心配になるレベル

展示に使われている台も、古い灯台で実際に利用していたものかな?という古風な感じなのもいいですね
奇形の珊瑚みたいになったボコボコの鹿の角なんかは衝撃でした
唯一最大の難点は、解説がない!!
「これなんて種類?」と思うなぞのモノほど何の解説もない!!ガイドツアーとか欲しいなあと思うのですが期間限定で小中学生相手にボランティアの大学生もしくは大学院生の説明があるだけのようです、残念!
ここなら入場料や貸し出し費を払ってもいいので、解説イヤホンとか欲しいです
こちらは写真撮影禁止

この二箇所を見ただけですが、気付けばもう17:00
本当は大丸なんかによってお土産でも買っていこう~と思っていたのですが、友人と二人もう無口に
「帰ろうか」「そだね」
すごく見ごたえあったね~と充実した一日でした!東京に来られる方、地元だけど行ったことないという方ぜひ一度どうぞ
丸一日、無料でたのしめました♡