ドクター小西の『統合医療情報局』

患者さんの肉体的問題の奥底にある心理的、精神的な問題
にも焦点を当てる統合的医療を実践しています。
京都大学医学部卒業。内科専門医。

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★病気になるプロセスの下流(病気の出来た状態)だけでなく、中流(自己治癒力の低下した状態)や上流(自己治癒力の低下の原因となるいろいろなストレス)に対しても対応の出来るクリニックです。
★各種健康保険も扱っております。



★現在、生活習慣病でほかの病院にかかっておられるかたは、まずは午前中に通常の外来をお申し込みください。その際、今までの治療内容や投薬状況がわかる資料をお持ちの場合はご持参ください。


★癌や難治性疾患をお持ちで、当院での保険外治療をご希望される場合は、事前にしっかりと説明の上治療方針を相談させていただきます。





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当院にはPATMと言われる、非常に特徴的な症状で受診される方が多くおられます。自分がいることで周りの人が咳き込んだり鼻をすすったりするという症状が起こります。大概の場合は自分自身には何の症状もありません。

自分がいることで周りの人が色々な症状が出て苦しむということは非常なストレスで、場合によっては仕事をやめたり、学校に行けなくなったりすることもあるのです。

 

今回、30年来の症状が当院で提案してる「自己治癒力を高める医療」で改善された方から貴重な体験談をいただきました。自分の人生を振り返ってくださりとても長文の体験談でした。本来なら全文を載せたいのですが、紙面の都合もあり割愛せざるを得ませんでした。

行間に、これまでの人生での苦しみ辛さ、そしてそれから解放された喜びがひしひしと伝わってきます。

 

 

先生に治療をしていただいてから7か月たった頃ほぼ治ったと感じたのでここまでの経過をまとめ、感想を残したいと思います。
13歳から始まり、いろいろな症状の変化がありました。臭いは自分には分からないのですが、いつも私の後ろの席の子には臭いと言われていました。たいてい後ろの子は暑くもないのにしきりに下敷きであおいで臭いを飛ばしていたし、時には私に向けてあおがれてしまっていたこともありました。

(中略)

27歳で臭いに鈍感な彼と結婚しその後二人の子を授かりました。
子どもを出産してからは子育てと仕事で疲れ切ってへとへとでした。慢性疲労が続いていて、ママ友とうまくなじめないでいる自分を嫌になり、なぜか孤独でいつも自己嫌悪感がありひどい慢性的疲労の日々でした。

強い疲労感の為、食事を作ることがとても憂鬱になってきました。専業主婦なのに夕方夕飯の支度になかなか取りかかれない。主人が今日は夕飯いらないとか、忙しくて家に帰れないと言われるとほっとしてしまっていました。そういう生活が続き下の子が5歳頃、離婚の話を突然されてしまい、応じるしかありませんでした。
(中略)
私はこれまでもいつも自分で臭いを感じたことはないのでどんな臭いがするのかわかりませんが、臭いがする範囲が広くなり、2メートル範囲の人に迷惑をかけていました。そして、臭いだけでは済まなくなり、目が痛いと言って手鏡で目の中にゴミが入っていないか覗き込む人、目をこすり続ける人、目が開けていられないようで目を閉じて耐えている人、鼻の中が痛いと言って鼻を押さえる人、突然鼻水が出てきたとあわてて鼻をかむ人、臭いだけでなく、何か刺激性のようなガス?が私から出ているようでした。とにかくみんな苦しそうです。見ていられません。これが全部私のせいなのです。本当にどうしていいかわからず、とっくに押し潰されていました。
(中略)
その頃、知り合いの方からPCを貸していただいていたので、私の症状についていろいろと調べることができました。中学時代からの臭いはピロルリアであり、膝の症状や不安神経症、貧血や低血糖もその症状の一つであることがわかりました。それまで世界中で私一人だけの病気で病院へ行っても治せない、一生このままだとあきらめていた気持ちだったのに、原因が分かって病名が分かっただけでもすごく救われ、他にも私と同じことで悩んでいる人がいるということにとても驚きました。

それから、ネットでアメリカのサプリを取り寄せて飲んでみました。するとだいたい5か月飲んだところで臭いが消えてくれたようで周りが臭いのことを話さなくなりました。また、記憶力の低下や時間の感覚が正常になりました。体の中に栄養素が十分に必要な量に達していなければいくら食事に気を付けていても症状が出るということがわかりました。

しかし、臭いは消えてくれて本当によかったのですが、「刺激性のガス」は残っていました。ネットを調べていて、残った「刺激性のガス」はPATMという症状だとわかりました。PATMの症状が出るようになったきっかけは、もともとピロルリアで慢性疲労があったうえに離婚や経済的ストレスが強くかかり、私の腸が悪化したのではないかと思います。周囲への目や鼻への刺激による痛み、鼻水、くしゃみ、しつこい咳払い、咳がたびたび出る、発作のようなせき込み、のどが痛い、鼻水に血が混じるなどです。
(中略)
転職を繰り返し今から3年前に今の会社に入社しました。利用者様の家に行く訪問の仕事です。移動は一人車で移動するので問題ありませんが、記録するときに事務所にいる時間が、他のスタッフや本部の事務の男性に迷惑がかかります。男性は2人とも煙草を吸われる方で、特に症状が激しく喘息発作の様に止まらない激しい咳が出て、周りのスタッフが大丈夫ですか?と聞くほど軽い呼吸困難な状態の時があります。


ネットで調べているうちに、サプリを飲んでも効かない場合は、重金属がたまっている可能性があるということを知りました。サプリが効いて臭いが消えていたので自分がこれなのかどうかはわかりませんでした。リーキーガット症候群だろうと思いネットお勧めのサプリも試しましたがこれといってこれ以上の改善はありませんでした。


毎日ネットで検索している間に、2チャンネルで小西統合医療内科の小西先生という先生がおられPATMという病名で治療しているということを知りました。
やっと就職し仕事を辞めたくないし辞められない私は、お金がかかってもいいからとにかく治したいと思い、治るかどうかわからないけれど、日本でただ一人この症状に耳を傾けてくださる先生に診ていただきたいと思い、予約したうえで広島から車で受診したのが昨年2016年8月です。先生からいろいろ説明をされ、全部理解できたわけではありませんでしたが、とにかく検査も治療方針も今までの病院とは違うこと、何か方法がありその治療をしてみることになったことで少し希望が持てました。


検査をいろいろしてお金はかかったけれど、目に見えるデーターとしてはっきり出てきたのでやっぱり私には何か病気があると思いました。

アルミニウムがたまっている、リーキーガット症候群が重症、カンジダ毒、ミトコンドリアにてエネルギー生産ができていない、PATMの特徴のトルエンが皮膚から出ているということがわかり治療が始まりました。まず腸を改善させることが先決ということで何種類かのサプリメントが処方されました。そして遅延型アレルギーが出ていた食品をしばらく極力食べないようにしました。

すると、10月頃から事務所の男性の咳払いが以前と比べ少し静かになってきたのです。その後、本格的なカンジダ治療開始となりました。治療を初めて4か月になった12月には、事務所の男性の発作的な咳はなくなっていたのでそれだけでも十分ホッとしていました。しかし、その他のしつこい咳払いや咳、事務所の女性スタッフから最近何か月も前から焦げ臭いにおいがすると言われていたのがとても気になっていました。


年明け2017年1月からキレート治療が始まりました。3月には子どもの卒業式や家族旅行で飛行機やバス観光をする機会があったのですが、その時何も問題なく過ごせました。私の周りでPATMの症状が出る人はいませんでした。この時、長い苦しみから治ったんだと実感しました。事務所の女性も年末頃は焦げ臭いにおいがすると言っていましたが臭いも感じなくなったそうで安心しました。肝臓と腸の解毒機能って簡単に弱ってしまうものですね。理解して大事にしていかなくてはいけません。
5月現在、キレートによる治療は最終の5クール目に入っています。事務所の男性2人は煙草を吸われる人でしつこい咳払いは残っています。煙草を吸う人、花粉症がある人にはPATMの症状は最初と比べれば半減はしていますが残っているのが現状です。

後、大きな変化がありました。キレート3クール目が終了しPATM改善した頃から疲れにくくなってきました。以前は仕事帰りに惣菜を買って帰るのがやっとだったのに、今は仕事から帰っても買い物してからキッチンに立ち簡単ですが食事を作ることができるようになりました。また4月からは毎日、息子の弁当を作ることもできています。グッタリした疲労感を感じなくなりました。受診前と比べて体調は良くなり、体が若返ったかのように軽くなりました。出産したころから慢性的な疲労感は強かったので久しぶりの感覚です。今は日常生活でスムーズに動けていることがとてもうれしいです。


小西先生が得体のしれないこの症状を研究してくださったこと、話を聞いて治療方法を探してくれたこと、励ましてくださったこと、そして治療してくださったことで改善できほぼ治り、私の43歳の誕生日を新たな人生として迎えられたこと、長い13歳からの30年間に終止符が打てたことを深く感謝いたします。本当にありがとうございました。本当の医者って小西先生のような方を言うと思います。

今までできなかった私の性格の解放、とにかく緊張しっぱなしの人生だったのでどこまで精神的におおらかさを取り戻せるかわかりませんが、明るく素直に感謝を忘れず生きていきたいと思います。
PATMで困っておられる方は意外に多いのかもしれません。PATMのつらさはよく分かっています。ぜひ人生を投げ出したりあきらめたりしないで、今からでも治療して残りの人生が豊かにしましょう。
遠いと言っても、小西先生は日本におられます。体調が悪いと精神も不安定になります。大切な人を元気にさせるにはまず自分に元気とパワーがあることが必要だと思います。自分のことを後回しにせず、自分を大切にしてあげてください。

           

当院にはこの2年間の間にのべ100名を超えるPATMの患者さんが通院されています。その中には今回の体験談のように反応がほとんどなくなった方もおられますが、一方ではあまり効果がない方もおられます。通常はそれまでに比べて反応の程度が改善する方が多いです。

まだまだ、当院での治療で完全に治すということは出来ていません。まだまだ他の要因が関連している奥の深い病態であると感じています。

 

私個人で出来ることは限界がありますが、このような病態があることを世間にもっと広く認識していただきたいと思います。決して、「気のせい」だとか「心の病」で起こっていることではないのです。

 

 

 

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高校生の頃、将来の進路について悩んでいた時、池見酉次郎先生の書かれた「心療内科」(中公新書、1950年発刊)という本に出会いました。池見先生は「心身医学」という当時はあまり聞きなれない分野の草分け的な存在で、「心療内科」の基礎を築いた先生です。この本を読んだ時、このような内科があるのかと衝撃を覚えたことを今でも鮮明に思い出すことができます。それが医者になろうと思った理由の一つになりました。

 

是非とも池見先生のもとで勉強したい、と現役の時に九大を受験したのですが落ちてしまいました。

 

「心療内科」という分野は今は広く知られていますが、本来の「心療内科」あるいは「心身医学」とは現在広く考えられているものとは若干異なっていました。今では「心療内科」というと、うつ病とかパニック障害といった「心の症状」を扱う分野で、一般の人から見れば「精神科」とあまり区別がつかないのではないかと思います。

 

しかし、本来の「心身医学」は、例えば「胃潰瘍」を単に肉体的な疾患として考えるのでなく、精神的なストレスの結果身体に現れる病状であると考えます。アトピー性皮膚炎、気管支喘息や潰瘍性大腸炎なども実は心のストレスが肉体面に現れる「ストレス病」の一つです。

 

つまり、現在のように「心の症状」を扱う専門科ではなく、内科疾患全般において心と体の相関関係に注目し、単に身体的なアプローチだけではなく精神面からも患者さんを治療していこうという専門分野でした。当時の医療の世界では画期的なことだったのです。残念ながら、60年以上前の池見先生の初志が今の医学界に正しく理解され広まっているとはとても言えません。

 

現代医療では、これらの「ストレス病」も身体面に現れる「症状」だけが重視されがちで、その原因となっている精神面からアプローチは軽視されがちであることは否めません。単に「心の症状」だけではなく、内科疾患全般に対しても心身両面から捉えることが重要です。

 

身体の症状を一面的に捉えるのではなく、色々な角度から捉えることが本当の意味での「統合医療」であると思います。当院で「カウンセリング」を行なっているのもそのひとつです。実際に、患者さんのお話を詳しく聞いていると、身体の様々な身体的症状が心のストレスが原因で起こっていることが実に多いです。

また、前回ブログにも書いたように、一見心の病気であると思われた人が身体のバランスを整えることによって症状が改善することも稀ではありません。

 

最近では、「統合医療」というと様々な代替療法を取り入れたものと考えられがちです。中には科学的になんの根拠もない療法までが、「統合医療」という名の下に幅を利かせている嘆かわしい状況があります。「統合医療」という言葉を使いさえすれば科学性を度外視していいような風潮には非常に違和感を感じています。

私の考える「統合医療」とは、池見先生が最初に唱えられたように、一人の人間を様々な角度から「全人的に」捉える医療なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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何となく気が重い、身体がいつもだるい、不安感が強かったりパニック発作を繰り返しているなどの「心の症状」がある場合、内科で検査を受けても何も異常が見られないことがほとんどです。「しばらく様子を見ましょう」と言われる場合はまだしも、「それは精神的なことが原因だから心療内科(または精神科)を受診しなさい」と言われることも多くあります。

上記の症状は「うつ病」とか「パニック障害」などと診断されることが多いのですが、実は身体のバランスが崩れた結果、心の症状として現れている場合が少なくありません。

 

今回は、長年「パニック障害」と診断されていた方が、身体のバランスを整え自己治癒力を高める治療を根気づよく続けた結果、「心の症状」が改善された方から体験談をいただきました。

心と身体とはばらばらではなく、お互いに強く影響を及ぼし合っているのだと強く感じたケースでした。

 

 

私は約2年前から小西先生のクリニックでお世話になっています。受診のきっかけは、家族との旅先で温泉に入った際、塩素に反応して全身の肌が急に剥がれたようにガサガサになり、特に手指が真っ赤に炎症を起こして包丁も握れない程に悪化したことでした。

同時に、全身の疲労感が半端なく、鉛のように重たく感じられました。不眠症も強く、前夜に疲れ果てて布団に入った時でも、翌朝目が覚めたときも疲れがとれませんでした。非常に疲れているのに、脳だけ覚醒した興奮状態といった感じで眠れませんでした。頭も霧がかかったようにモヤモヤして、思考がまとまりません。

自分にあてはまる症状をインターネットで検索して、小西先生のクリニックに辿り着きました。カウンセリングを併設されている内科、ということで私にはピッタリだと思いました。なぜなら、私の身体は温泉旅の後から不調なのではなく、約7年前に一人目の子どもを出産した後からパニック障害で苦しんでいたからです。

最初にパニック発作を起こしたのは一人目を出産後3ヶ月目の頃に一人で高速道路のトンネル内を運転していた時に突然動悸や冷や汗が出てきたのです。

その時は、慢性的な寝不足と慣れない雪道を走って緊張してるのだと思っていましたが、知り合いに相談したところ、パニック障害ではないかと指摘されました。私の中にはトンネル内でパニック発作が起きたことと、お産そのものがどこかでつながっていて恐怖でいっぱいでした。

子供のことを考えると自分が病気になっているわけにはいかないと思い、すぐに心療内科を受診しました。SSRIと精神安定剤が処方され、内服したところかえって気分が滅入り、真っ直ぐに歩行できなくなりました。怖くなり内服薬は3日も続けられませんでした。

その後、2人目、3人目の出産後も電車の中で突然動悸や息苦しさを感じ、パニック発作を繰り返していたのです。


小西先生の最初の問診のときには頭に霧がかかったようにモヤモヤして思考が混乱し、何となくしか先生の説明を理解できませんでした。先生の提案してくださった検査を受け、腸管漏出症候群や腸管カンジタ症、副腎疲労症候群がみられ、サプリメントでの治療を開始しました。

 

 内服治療を始めて最初に驚いたのは、夜に眠れるようになったことでした。産後何年もゆっくり眠れたことがなかったのが、脳が興奮した感覚が薄れて、ほっとしたのを覚えています。
 その後月に1回通院し、腸環境のケアやカンジタ菌の除菌、重金属のキレーション治療を順番に行いました。私の場合は腸粘膜の修復やカンジタ菌の除菌を行うと、不安症状が一時的に悪化し、不安に包まれて外出も苦労しました。

治療を継続している間に、お腹が壊れる回数が格段に減り、皮膚状態も改善していきました。頭の霧がかかったようなモヤモヤ感はカンジタ菌の除菌をしてからスッキリ消え始め、副腎疲労症候群の症状も少しずつ改善していきました。重金属のデトックスをし始めてから、手指のアトピー様のガサガサが剥がれ落ちていきました。

 

サプリメントを使った治療は薬に比べて速効性はないかもしれませんが、経過が緩やかで細かい調整ができて良かったと思います。また、サプリメントに頼るのではなく、自分の身体に備わる自己治癒力を高める方法を自分自身で気づくことが大切だと思いました。なぜ自分が病気になったのか、根本的な原因を見つける作業ができるかできないかで、治癒への道は変わるように思います。


治療経過を思い返すと不安に包まれて挫けそうな時が何度もありましたが、先生が見通しを持って治療を提案し、節目節目に焦らずゆっくり行きましょう、と声を掛けてくださいました。自分でパニック障害を治すんだという思いをしっかり支えてくださいました。自分の生活がコントロールできるまでに元気になれて本当に嬉しく思います。

小西先生、スタッフのみなさん、そして大切な家族、本当にありがとうございました。もうしばらくクリニックを卒業するまでよろしくお願いします。

 

 

本当は、身体のバランスが崩れていることが原因で「心の症状」が起こっているのに、根本的原因に対しての治療が行われず「対症療法」になっていることが少なくありません。

もちろん「対症療法」も大切ですが、それだけではなく当院で行っているような別の観点から複合的に治療をするのも一つの選択肢ではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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70歳台の男性が全身に急に原因不明の湿疹が出てきたと言うことで当院を受診されたのはちょうど1年前のことでした。

病院の皮膚科を何カ所も回っても原因が分からず、ステロイドの軟膏でも改善しないということでした。大学病院の皮膚科も受診し、紫外線療法などの治療を受けたけれども改善しませんでした。大学の先生も首をひねっておられたと言うことでした。

 

初診時には、下の図のような発赤した湿疹が融合しながら全身に広がっていました。かゆみもかなり強く、夜も眠れないということでした。

 

 

このような原因の分からない皮膚疾患の場合、重金属が体内に蓄積して起こることがあります。そこで手のひらで体内の重金属を調べることのできるオリゴスキャン検査を行いました。

すると、驚いたことにカドミウムをはじめとして水銀や鉛、ヒ素などの毒性の強い重金属が大量に蓄積していることが分かりました。

次に、精密検査として「尿中排泄試験」を行いました。この検査は、重金属を体外に排出する「キレート剤」を試験的に1錠内服していただきその後でどれくらいの重金属が尿中に排泄されるのかを見る検査です。身体全体に蓄積している重金属の量を知る目安になると同時に、キレーション治療がどれほど有効かを見ることも出来る検査です。

 

結果は、カドミウム、鉛、水銀などの重金属がキレート剤の効果で尿中に排出されていました。

患者さんには、これらの検査結果を説明し、原因の分からない湿疹の原因として重金属の体内蓄積が考えられるとお話ししました。

 

最初は、オリゴスキャン検査で一番蓄積量が多かったカドミウムを排出する目的でEDTAというキレート剤の点滴治療で開始し、その後は水銀の排出を目的としてDMSAという内服のキレート剤で治療を行いました。

すると治療を開始して2−3ヶ月もしないうちから急激にかゆみも改善し湿疹が減ってきました。そして、1年が経過した現在では湿疹もほとんど見られなくなってきています。

下図に一番最近の湿疹の状態を示します。キレーション治療を継続して1年後の状態です。これまでどのような治療をしても改善しなかった難治性の湿疹が重金属の治療により改善しました。

 

 

今回のような原因の分からない皮膚症状やアトピー性皮膚炎は、重金属の体内の蓄積が関係していることが多いです。

オリゴスキャン検査は当院を受診していただかなければ検査を受けることが出来ませんが、「毛髪重金属検査」はご自宅で受けていただくことが可能です。原因の分からない症状で困っておられる方は一度調べてみられても良いかもしれません。

 

ヘルシーエイジング社からの毛髪重金属検査の申し込みはこちらから出来ます。

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診療に関してのお問い合わせはこちらにお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

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当院には、ある食材を食べた時にいろいろな症状が出るということで、たくさんのかたが相談に来られます。

また、診察や検査を受けることで、原因がよくわからなかった気分不良やうつ症状、頭痛、倦怠感、湿疹などの症状が実は一定の食材が原因であることが分かることも多くあります。

 

これは「遅延型フードアレルギー」といわれる病態です。食材を食べた後にすぐに症状がでないこと(遅延型)が特徴で、なかなか食材との関係に気づかずに見過ごされることが多いのです。通常の病院ではこういった病態があること自体がまだまだ知られていません。

これらの検査を行っている病院はまだまだ少ないですが、そういう所でも普通は反応の出ている食材を止めるように指導されることが多いです。しかし、食事制限で一時的に症状が改善することはあっても、身体の根本が整わないと食材の除去だけで完全に治ることはほとんどありません。

 

今回ご紹介する患者さんも「遅延型フードアレルギー検査」で卵と乳製品に強い反応が、それ以外にも小麦や豆類に中等度の反応が出ていました。

最終的には食事制限をしなくても、身体の根本を整えることで症状が改善した体験談を送っていただいたのでシェアします。

 

 

 

私が小麦アレルギーだと気付いたのは、約1年前、あるきっかけで、朝食をパンからご飯に変えたことから始まりました。パンを食べないようになると、鼻水、胃痛、顔のニキビ、顔の腫れ、眠気、夕方の低血糖・めまい・倦怠感など、今までひどく悩まされていた多くの症状が軽減されていきました。

小麦が関係しているのではないかと思い、本やインターネットで調べてみると、小麦アレルギー、「遅延型フードアレルギー」というものがあるということを知りました。

 

「遅延型フードアレルギー」の検査をしてくれる病院は少なく、専門に治療する病院も限られていました。また、どの情報を見ても「原因物質を摂取しないこと」がアレルギーを起こさない唯一の方法であり、根本的な治療は難しいと書いてありました。

 

アレルギーの原因となる食べ物を制限する必要はなく、食べながら治療ができると書いてあったのは、私の知っている限りでは小西統合医療内科だけでした。しかし、本当に信用できるのか?治療費が高いのではないか?と思い、行動に移せずにいました。

 

そんな時、「食物アレルギーは子どもに遺伝する」という間違った情報が耳に入りました。私は長年子どもを授かることを望んでいますが、好きなものが食べられない辛さ、不自由さを痛感していたので、自分のせいで子どもに辛い思いをさせるのは耐えられないと思い、治せるのならば治そうと、ついに小西統合医療内科の扉を開けることにしました。

 

検査の結果、遅延型フードアレルギーだけが問題ではなく、そもそも副腎疲労が強く、重金属が体内に基準値以上に溜まっていて、ミネラル成分(特に亜鉛)が異常に不足している状態であるいうことが分かりました。

そして、「食物アレルギーは子どもに遺伝しない」が、重金属は胎児の体に入ってしまうということを教えていただので、そうならないために、早速小西先生のもとで総合的に治療をお願いすることになりました。

 

治療を開始して、3か月程経つと、ドーナツを1つなら食べても症状が出なくなりました。半年経つと、うどん、とんかつ、パンなども週に1回なら問題なく食べられるようになり、9か月経った今は、小麦のことなど何も気にせずに生活できるようになりました。1年前、ハンバーグを食べて倒れそうになっていたのが、嘘のようです。

 

先日、大好きだけど、ずっと食べていなかったとあるパンを久々に食べる機会があったのですが、本当においしくて、嬉しくて、幸せな気分になりました。食べるということは人間にとって生活の質を左右する本当に重要な問題です。これもダメ、あれもダメと食べ物に恐怖心を抱いていたころは、同じことをしていても楽しさが半減しているように感じていましたが、今は、たった一つのパンで大きな幸せを感じられるようになったのです。本当にありがたいことです。

 

副腎疲労や体内の重金属の方は、処方されたサプリメントを飲み始めてから、体調がみるみるうちに良くなりました。

一番違うのは、朝起きるときです。それまでは、目が覚めても、疲れが取れるどころか、逆に疲れが増大していました。横になっていると、全身が少しずつ溶け出して床に張り付いていて、起き上がっても強い力で床に引き戻される感覚でした。毎朝、起きるのが辛くて仕事を休みたいという気持ちと、行かなくてはという気持ちの葛藤の繰り返しでした。

 今は、治療のお蔭ですっかり体調が良くなり、休日もすんなり出掛けられることが多くなりました。用事がなくても、どこか行きたいなと自然に思うようになったのです。天気や気圧の変化で体調不良になることも少なくなり、普通の人の感覚がやっと分かるようになりました。

 

当初、小麦アレルギーの治療だけを目的に小西統合医療内科を受診しましたが、副腎疲労や重金属など、自分では気付いていなかった体の問題を指摘していただき、総合的に治療していただいたお蔭で、1年前には想像できないほど体が元気になりました。

小麦アレルギーだけの治療でも、副腎疲労だけの治療でも体の不調はここまで良くなっていないでしょう。小西先生は、病気の原因を川の流れに例えられていますが、今ある症状をピンポイントに治すのではなく、上流・中流から治療したことにより、今の私の健康はあるのだと思います。本当に感謝しております。

まだ、治療は終わっていませんが、引き続き、小西先生のご指導の下で、元気な体を取り戻していこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

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当院に受診中のある患者さんと話していた時のことです。

その方は「慢性疲労症状」で治療中で、症状もだいぶんと改善されてきました。

今年の年末に家族がみんなインフルエンザにかかったのですが、自分だけがインフルエンザにかからなかったととても喜んでおられました。

 

今までであれば、一番に風邪を引いていたのが、身体のバランスを整える治療を継続することで、自分だけが風邪にかからなくなったということでした。

 

同じようにウイルスに接触していても発病する人としない人とがいるのは医学の世界では不思議のひとつです。しかし、考えてみれば当然のことで人にはそれぞれウイルスに対抗するための免疫力があります。免疫力が高い人と低い人とで発病のしやすさが変わってくるのは当たり前です。

 

今の医学では、症状や病原菌の方を重視するために、当人の免疫力や身体のバランスに意識を向けられることはほとんどありません。それは、治療の適応範囲の外だからです。本当はウイルスをやっつけることよりも、ウイルスに感染しないように自分自身の「自己治癒力」を高める方が大切なんですけれどもね。

 

同じような構図が、「遅延型フードアレルギー」でも見られます。

原因の分からないいろいろな症状の原因に「遅延型フードアレルギー」が関係しているということはこれまでにこのブログで何度も触れてきました。

通常は「遅延型フードアレルギー検査」を受けて、アレルギー反応の出た食材をしばらくは止めてくださいという指導をされることが多いです。しかし、本当はその食材が悪いのではなく、その食材に反応を起こす「腸内環境の乱れ」が問題です。

 

腸内環境が乱れているから、遅延型フードアレルギーが起こるのですが、検査結果をみて、目の前に「あなたは○○の食材に反応しています」と言われてしまうと、その食材が原因であるかのように思ってしまいます。

 

もちろん、その食材にアレルギー反応を起こしているのは事実ですが、誰もがその食材でアレルギー反応を起こす訳ではありません。インフルエンザになる人とならない人がいるのと同じです。

 

インフルエンザにかからない免疫力をつけるのが大切であるのと同様に、何を食べても元気でいられるような腸内環境を整えることの方がはるかに重要であると私は思います。

 

「○○はアレルギー反応があるから食べては行けない」

「×× は身体に良くない」

 

ネットを見ていると、そういう「恐怖心」を植え付ける情報で満ちあふれています。私はこのような恐怖心を植え付ける情報は一種の「ウイルス」であると思います。このようなウイルスに感染しないで、本来の健康を維持するような意識を持ちたいものだと思います。

 

「あれだめ、これだめ」とどんどんと自分の生きる世界を狭くして、たとえそれで身体の状態が少し良くなったとしても(*途中の経過としてはそれも必要なことはありますが)、本当の健康であるとは言えませんし、それではとても幸せとは言えないのではないかと思います。

 

私たちは、そういった制限が出来るだけ少ない状態で健康や幸せを実感していただけるような治療を行っていきたいと思います。

 

*だからといって、いきなりなんでもかんでも好き勝手にしていいと言うことではありません。治療をしていく過程で、一時的に制限が必要な場合もあります。しかし、身体のバランスを整えることで、だんだんとその制限をなくしていくことが大切だということです。

 

 

 

 

 

 

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私は、「自己治癒力」という目に見えないものを「見える化」し、科学の土台に乗せることが重要であると考えています。「自己治癒力」が「見える化」し、それを元に治療を提供することができればとても有効だからです。
 
そんなことを考えている時に出会ったのが、「バイオロジカル検査」です。
日本ではまだまだ一般的には知られていない検査方法ですが、細胞レベル・分子レベルで私たちの身体の中で起こっていることを教えてくれます。
 
当院を受診した患者様にはこのバイオロジカル検査を受けていただき、検査結果に基づいて治療を行なっています。
身体の中に起こっている本質的な状態を知ることは、私たちの身体のバランスを整える上で重要です。さらに、今までは原因がよくわからず対症療法しか方法がなかった様々な病状を把握し治療する上でも有効です。このことはこれまでの臨床の経験からも確信できます。
 
しかし、「受診するほどではないけれど、検査をしたい」という要望が多数ありました。受診となると「診察料」が発生してしまい、それがネックになります。
 
ネットでこれらの検査を受けたけれど、その結果をどのように活かしたらいいのか分からないという相談もたくさんいただきました。
例えば「遅延型フードアレルギー検査」を受けるサイトは他にもあります。しかし、これまでなんどもブログに書いてきましたが、通常はアレルギー反応の出ている食材を制限するという「間違った指導」がされるため、一向に症状が良くならないのです。
 
「バイオロジカル検査をもっと簡単に調べるようにしたい。」と同時に、
「検査結果について間違った判断をなくしたい。」
この二つをいかに両立させていくかについて考えていました。
 
そういう想いを実現させるために作ったのが「ヘルシーエイジング」です。
 
ヘルシーエイジングのサイトでは「バイオロジカル検査」を気軽に受けていただくことができます。当院と提携して検査を行い、検査結果についても監督医師として私が責任を持って説明します。
 
 
ヘルシーエイジングのサイトはこちらをご覧ください。
 
検査を依頼するためには「会員登録」が必要です。
登録はこちらから
 
*登録にあたっての注意

仮登録後、登録されたアドレスに本登録の案内のメールが送られて来ます。本登録の案内のメールが来ない場合は、迷惑フォルダーに入っていないか確かめてください。案内のメールがどこにも届いていない場合は、受信設定でメールがブロックされている場合があります。受信設定をご確認ください。(受信設定の具体的方法などについては対応できませんのでご了承ください。)
一度案内メール内に記載されている登録用URLにアクセスしてしまうと、二回目以降はアクセスできなくなります。再度仮登録のメールを送り直してください。


*検査結果について
検体の提出後、結果が出るまでに約1ヶ月かかります。結果についての説明はメールでお送りします。検査の結果説明は検査費用に含まれます。治療を希望される場合は、別に診察料がかかります。
 
 
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起立性調節障害の患者さんにおける「副腎疲労症候群」との関係については以前のブログで説明しました。

 

「起立性調節障害は副腎疲労だった」

 

その後、たくさんのお問い合わせをいただきました。

「唾液中コルチゾール検査」を受けて、やはり中等症から重症の副腎疲労を合併している患者さんがたくさんいることが分かってきました。

 

今回ご紹介する患者さん(16歳男性)は2年前から重症の慢性疲労症状があり、学校にもほとんど行けていないということでした。診察すると、かなり強い疲労症状があり、日常生活もままならないということです。今までの当院での経験から、身体のバランスを崩すいろいろな要素が重なっているのではないかと想像されました。

 

まず行った唾液中コルチゾール検査では中等症の副腎疲労がありましたが、患者さんの重症度にくらべると軽度に思われます。つまり、副腎疲労だけで患者さんの重症度が説明しにくいという感じがありました。(ここは医学的根拠がある訳ではなく、私の個人的な「直感」です。)

 

 

引き続いてリーキーガット症候群、消化管カンジダ症の検査もおこないました。

遅延型フードアレルギー検査やカンジダ菌では軽度の異常は認められましたが、そこまで強い症状が起こるほどでもありません。

 

次に、毛髪重金属検査を行いました。確かに毛髪中に重金属の排泄は見られますがどれも許容範囲でした。

 

 

 

通常であれば、ここで「原因がよくわからない」ということでギブアップになるところです。あるいは、「精神的なストレスが原因でしょう。しばらく様子を見られたらどうですか?」という返答をするところです。

 

しかし、私にはこの症状は絶対に精神的なストレスなどが原因ではないという『確信』がありました。科学的な根拠はありませんが、患者さんの顔つきとか話をした時の印象から、まだ調べきれていない原因があると感じました。

 

毛髪検査を見るときに注意しないといけない点がひとつあります。それは、毛髪中に排出される重金属は身体の中に蓄積している重金属の量を直接見たものではないということです。体内に蓄積している場合でも、排出する機能が低下している場合、毛髪中の重金属は低値を示します。

つまり、患者さんのデトックス機能の低下を意味している可能性があるということです。

 

そこで、患者さんの家族にこのような可能性があることをきっちりと説明をして、尿中排泄試験を行うことに同意していただきました。

尿中排泄試験とは、重金属の排泄するためのキレート剤を内服した後にどれだけの重金属が尿中に排出されるかを調べる検査です。毛髪中にあまり重金属が排出されない場合でもこの排泄試験を行うことで多量の重金属が排出される場合があるのです。

検査結果は予想通り許容量以上の水銀が排出されていました。毛髪中に水銀が低い理由が、身体に水銀が蓄積していないからではなく、「デトックス機能の低下」が原因であることが分かったのです。

 

キレーション治療(重金属の排出の治療)を5回行いました。治療を行った前後で、尿中排泄試験の結果を示します。

左側の図が治療前、右側の図が5回のキレーション治療を行った後の結果を示します。

左右を間違っているのではありません。

治療前よりも治療後の方が、排出されている水銀や鉛の量が増えていることがわかります。

つまり、治療前はデトックス機能が低下しているためにキレート剤を内服しても十分な反応がなかったということです。それが、キレーション治療を行うことにより排出機能が改善され、体内に蓄積していた重金属が排出され始めたということです。

 

実は、起立性調節障害など慢性疲労の症状を伴う方の場合、このようにデトックス機能が低下していることが少なくありません。単純に毛髪検査だけでは正しく診断できないのです。

 

この患者さんの場合、キレーション治療を通常のペースで行うといろいろな副作用が出たため、ゆっくりと行いました。すると徐々に症状の改善が見られ始め、現在はほぼ通常の生活ができるまでに回復されました。治療経過を見返してみると、明らかにキレーション治療を行い体内に蓄積していた重金属が排出されるにつれて症状が回復していかれたことがわかります。

 

このように、起立性調節障害の患者さんを治療するうえではいろいろな角度から、総合的に治療していくことが非常に重要であると改めて実感しました。

 

起立性調節障害の患者様に対しての「唾液中コルチゾール検査」のキャンペーンは年末で終了いたしました。予定の件数を超えて依頼がたくさんあり、期限を過ぎてからも何人もの方からお問い合わせをいただいています。

私も、検査を求めている方がおられるのに、自分たちの都合だけを考えて期間を限定することに引っかかりを感じていました。

 

そこでいつまで継続できるか分かりませんが、しばらく期間を延長して唾液中コルチゾール検査を特別価格(通常18000円を12000円、税別)で提供させていただきます。

 

詳細についてお知りになりたい方は下記メールにご連絡ください。

今回も、「起立性調節障害」と診断されている方に限定させていただきます。

 

連絡先メールアドレス cs.konishiclinic@gmail.com

携帯のメールから送信される場合は、上記メールからの受信が出来るように設定をしてください。

タイトルに「副腎疲労キャンペーン希望」と書いて、

 

①お子様の名前

②お子様の生年月日

③お子様の今までの経過

④連絡のつく電話番号

                  をお知らせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「起立性調節障害」で悩んでいる中高生は全国に70万人とも100万人とも言われています。

標準的治療でよくなる方もいる一方で、それだけではなかなか良くならない患者さんも多くおられます。

本当ならば、青春の真っただ中で当たり前のことさえできないストレスは並大抵のことではないと思います。さらに、患者さん本人を支えるご両親の心労も並大抵のことではないと思います。

 

今回、起立性調節障害の患者さんのお母さんからこの2年間の長い道のりについての体験を書いていただきました。

 

発達障害に加えて起立性調節障害のある中学2年生の患者さんが2年間の経過で徐々に元気を取り戻していかれました。その道は決して平坦ではありませんでしたが、あきらめず地道に着実に治療を続けていくことで、本当の元気を取り戻されたのです。

 

 

 今高校1年生の息子は、中学2年生の時に朝起きられなくなり不登校となり、原因不明の腹痛下痢にも悩まされ精神的にも鬱のような状態となってしまいました。腹痛の状態から「グルテン不耐」を疑い小麦を食生活から排除することで、腹痛はおさまり起きる時間も少し早くなりましたのでまた登校できるようになりました。でも、登校しても授業には全く集中できず精神状態も良くなかったのでまだまだ回復には遠いと思い、小西先生のところで診ていただくことを決めました。

 初診で、おそらく腸内環境の悪さにより全身の状態が悪くなっているという説明のうえいくつかの検査を提案していただきました。そして「遅延性フードアレルギー検査」「唾液中コルチゾール濃度検査」を受け「中程度の副腎疲労」「小麦卵の遅延性フードアレルギー」と診断されました。

 9月からビフィズス菌のサプリや消化酵素の服用で腸内環境を整えていく治療が始まりました。もともと発達障害をもっているうえに神経過敏になっている息子にはなかなか飲みづらいサプリもありましたが、その都度小西先生は飲み方をアドバイスしてくださったり、代わりのサプリを提案してくださいました。数か月は大きな変化もありませんでした。それどころか秋から冬にかけて朝起きられないことが多くなり、再び登校できなくなってしまいました。

目に見えて変化を感じたのは受験を控えた中学3年の1月頃、治療を始めて1年ほどもたったころでした。1年前はあばらが浮き上がるほど痩せていたのが、顔も少しふっくらとして人並みの体重になってきました。そして2月の受験では無事2つの高校に合格することも出来ました。

 4月になり高校が始まりましたが、精神的にも肉体的にもまだまだ回復の途中であった息子に対し高校の方はあまり理解をして下さらず、登校が難しくなりました。ただ、少しずつ将来に対する希望も芽生えてきたようで、自分で本を買い勉強をするようになりました。表情もだんだんと良くなって少しずつ回復していっているのを感じました。

またこのころから重金属に対するキレート治療も始めました。8月にはあんなに嫌がっていた野菜も食べるようになり、目に見えて体力もついてきました。

 高校について結局は転校しましたが、今は通信で単位をとりながら来年4月からの通学を楽しみに日々頑張っております。あんなに頻繁にしていた下痢も止まり、今年の秋からはサプリを減らし始めました。また、一昨年、去年と秋から冬にかけて気力体力の低下がありましたので今年はどうかと思っておりましたが、そういったこともなく本当に回復の方向へ向かい始めたのだと嬉しさをかみしめております。

 

小西先生にお世話になる前に小麦粉を排除することで一時的に回復したように思いましたが、その後小西先生のもとで腸内環境を地道に整えていくということをしていなければ、恐らく何年も体調不良と鬱のような状態に悩まされていたのではないかと怖くなってしまいます。

 

発達障害をもっていることもあり、普通は「ただのわがままだから、なんとかしなさい。」と言われそうなことでも、小西先生には安心して相談させていただくことができました。時には回復をあせってしまう私に対しても、その気持ちを認めてくださりながらも、あせらないでいきましょうと寄り添ってくださったのでここまで頑張って来られたのだと感謝しております。本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願い致します。

 息子と同じような症状で困っているみなさんには、ぜひこのような治療があることをしっていただきたいです。そして、元気になっていかれるのはもちろん、学校等においてももっとこのことについての理解が広がり子どもたちが安心して成長していくことができるようになることを願っております。 

 

起立性調節障害は単に自律神経の問題や精神的なストレスだけではなく、いろいろな要素が積み重なった結果起こってきます。それを一つ一つ解決していく作業はまさにもつれた毛糸をほぐすようなもので、実に根気のいる作業なのです。

 

一人でも多くの起立性調節障害の患者さんが、回復してくれることを願ってやみません。

 

唾液中コルチゾール検査の割引キャンペーンはこちらをご覧ください。

 

 

 

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当院には、「朝起きれない」「一日中倦怠感がある」「勉強に集中できない」などの症状があり、「起立性調節障害」と診断されたお子様がたくさん受診されます。

 

今回、当院を受診中の起立性調節障害の小・中・高校生の患者さん77名を検討したところ、約7割の患者さんで中等度以上の「副腎疲労」があることが分かりました。

起立性調節障害は副腎疲労だった(自験例の検討)

 

 

副腎疲労とは心身のいろいろなストレスが原因となり、副腎が正常の機能を果たせなくなっている状態です。

よく耳にする「副腎機能低下症(アジソン病)」とは異なり、原因となるストレスが解除されると副腎の機能は回復してくるのです。

原因となるストレスとしては精神的なストレスだけではなく、身体の中に起こっている炎症(腸管のリーキーガット症候群が代表)、腸管のカンジダ菌症、食事バランスの乱れ、重金属や環境汚染物質などの有害物質の体内の蓄積などがあります。アトピー性皮膚炎や小児ぜんそくなどのアレルギー疾患も関連しており、起立性調節障害に合併している方もおられます。

 

診断法方法としては通常の採血検査で副腎皮質ホルモンを測定しても異常がでない場合も多く、唾液中のホルモン検査を行うことが必要です。

 

治療法としては、生活習慣や食事内容を見直すことはもちろんですが、保険診療としてメトリジンなどの自律神経のバランスを整える方法があります。多くの患者さんは他に漢方や鍼灸、整体などの考えうる治療を併用しておられます。

 

それで、症状がよくなり再び学校に行けるようになる方もおられますが、これらの治療法では全く効果がなく、何年にもわたって症状が続く方も多くおられるのです。

病院で医者から言われた「これは子供の病気だから、大人になれば自然に治る」という無責任な言葉を信じて様子を見ていたけれど、全く良くならないと当院を受診された方もおられます。

いろいろな治療法を試したけれど、結局は良くならなかったと言うことで希望を失い、現代医療に対して不信感をもたれるようになるのです。

 

当院には、このような標準的な治療法で良くならなかった患者さんのご両親からの相談をたくさんいただきます。どんな方法を用いてもいいから1日でも早く良くしてやりたいと言う親心を実感しています。少しでもそれに答えたいと言う気持ちをずっと持って診療にあたっています。

 

 

当院では、副腎疲労の検査(唾液中コルチゾール検査)をはじめとして、身体のバランスを崩している要因を調べます。そのなかには重症のリーキーガット症候群があったり、重金属の大量の蓄積を認める場合がおられます。これらの検査で全く何も異常がなかったと言う方は一人もおられないのです。

 

図は、10代の頃から10年以上慢性疲労症状が続いた起立性調節障害の患者さんで、調べてみると「遅延型フードアレルギー検査」で重症のリーキーガット症候群があルコとが分かりました。

いっさいの食事制限を行わず、サプリメントによる腸内環境を整える治療を行ったところ、症状の改善を認めました。

 

 

 

下図は、同じように起立性調節障害と診断された13歳の男児の場合です。

著明な重金属の蓄積を認めました。重金属の排除治療(キレーション治療)を含む総合的な治療で、1年かかりましたが元気に学校に通えるようになりました。

 

 

このように、起立性調節障害は、単に自律神経や血圧だけの問題ではありません。副腎疲労の原因となる病態があるかどうかを調べ、統合的な立場から治療を行うことが大切だと思います。

逆に言えば、これらの治療をきっちりと行うことで、たとえ今までの治療で効果がなくても、良くなる可能性があるのです。患者さんに「治る希望」を持っていただくことはとても大切なことだと思います。(「可能性がある」だけではなく、実際に治療を行うことでたくさんの方が治っておられます。)

 

今回、一人でも多くの患者さんに、根本的治療を受けていただき元気になっていただきたいと考え、特別キャンペーンを行うことにしました。

起立性調節障害で困っておられる18歳以下の患者様限定で「唾液中コルチゾール検査」を特別割引価格で受けていただくことが出来るようにしました。

通常18000円のところを12000円にいたします。

 

下記アドレスまでメールをいただいたら、検査の申し込み方法についてお知らせします。

連絡先メールアドレス cs.konishiclinic@gmail.com

 

携帯のメールから送信される場合は、上記メールからの受信が出来るように設定をしてください。

タイトルに「副腎疲労キャンペーン希望」と書いて、お子様の今までの経過をお知らせください。

 

本文には

①検査を希望されるお子様の名前

②生年月日

③住所

④ご父兄の電話での連絡先

⑤困っている症状について具体的に記載ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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