一連の耐震偽装事件をみていると、総研、木村建設、ヒューザーの関係者のいさぎの悪さが気にかかる。
報道される姿を子供たちが見て、どう思っているのだろうか。
人に責任をかぶせるのでは自分の責任を認めることのほうが大切ではないだろうか。
日本人の精神的支柱となっていた武士道の精神のかけらもない彼らをみて本当に情けない気になる。
建築の仕事の目的は、自分が建てた建物で客が快適な生活を送ってもらうことではないだろうか。
これはどんな仕事にもいえる。まず、客が喜ぶものを提供する、その後に利益を得る。
この順番を変えたがる人が増えてきているように思う。