Fri, April 26, 2013 17:56:41

ライブのゲスト枠入場について

テーマ:ブログ
ライブという活動自体のほとんどの場合で
”ミュージシャンがお金を出して演奏させてもらう”
というわけのわからない状況になっていることについて以前の記事で散々
書きなぐったわけですが、もう一点ありました、気に入らないことが。

それはライブのゲスト枠での入場です。
業界人っぽい雰囲気だしてゲストで入って来る奴が鼻について仕方有りません。
特に何が悪いって分けじゃなく、とにかく偉そうで上からな態度が嫌いなだけです。

知り合いのミュージシャンや今後一緒にお仕事するかもしれないアーティストの
ライブではゲスト枠で入場出来る様に手配されていることがあります。
ゲストで入場するということは、多くの場合チケット代は支払わずにドリンク代のみで
入場できるということになります。

僕のポリシーとして、
”インディペンデントで活動しているアーティストのライブはゲストでは絶対に入らない”
ということです。

僕がゲストで入るというこは、そのアーティストのチケット売り上げが一つなくなるということで
例えばそれがノルマが課せられているようなイベントだとしたら、僕がいちお客さんとして
入ることでノルマ一人分埋められるわですし、もしノルマがない、もしくはノルマ越えしていた
場合は彼らアーティストの取り分に回って行きます。
ただし、僕がゲストで入ればそれはないだけではなく、その一方でドリンク代としてハウスは
しっかり売り上げを作ります。アーティストには還元されない売り上げです。

僕ら音楽制作に携わる人間が、進んでゲストで入ってどうする、と僕は思っています。
ミュージシャンのパフォーマンスをちゃんと評価するために対価としてチケット代を払う、
それがどのパーセンテージでミュージシャンの懐に入って行くのかは場所それぞれ違うでしょうが、
少なくとも僕らがまずミュージシャンの才能を認めているのであれば正規のチケット代を
支払うべきだと思っています。

ゲストで入場しておいて、”いやー良かったよ”なんて一言声かけて帰る。
そういう適当な大人達が嫌で仕方がありません。
そんなことよりも正規の料金を払ってお客としてちゃんと見ることが当たり前なんじゃなかと
思っていますし、それで初めてパフォーマンスに関してコメントすることが出来ると思っています。
だから関係者ならなおさら正規の枠で入場するべきですね。

どうしてもこの人には見てもらいたい、とミュージシャン側からゲスト枠に入れておくという
つまりご招待という場合もあります。お金の負担はそんなに無いから見て下さいということです。
いろんなチャンスを求めているミュージシャンの中にはそれでも良いから見て欲しいという場合が
あります。だからこそ、ここぞという時だけに使うべきだと思っています。
それ以外は、金を払ってでも見たいと思ってもらう様なパフォーマンスをすること、が基本です。
いいパフォーマンスならば金を払ってでもみたいはず。
タダだから見るのではなく、見たいから見るようなパフォーマンスをすることが前提です。
それでないと一般のお客さんたちも来てくれはしないでしょう。

会場に行ったらゲストに入れてもらっていたという場合、
僕はそれでも正規の料金を支払って入場するようにしています。
そしてたいがい受付の人を困らせます。
インディペンデントでやってるミュージシャンの才能を評価する方法は適当な褒め言葉でなく、
その対価として正当の料金を支払うこと、そしてそれが彼らの次の作品や次の活動のための
支援に繋がると信じています。


すごく当たり前のことを今更言うのもの馬鹿らしかったのですが
この業界のおかしなところをひっくり返していこうとしている者としては
一度触れておいた方がいいかなと思って敢えて書いておきました。

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コメント

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7 ■わたしは

キャリアのあるバンドのライヴによく行きますが、長いだけにいい年齢のおばさんが「自分なおにいちゃんみたいー、ライヴはいつもゲスト枠なんだけどぉ」とやかましいくらいの声で話しているのをよく聴きます。チケット代を払うのが馬鹿みたいに思えてきます。
あとはバンド専属カメラマン。メンバーの友達で素人もいますがうろちょろして大変邪魔です。
バンドはチケット売って動員してなんぼではないのか?という考えはまちがいでしょうか?
ババアはまったく手に負えませんね。

6 ■現実的な話

ただの友達やらナンパした女の子を片っ端からゲストにする軽いタイプは別として、

小勢力のバンドにとって多くは、バンド仲間へのゲストは
「会場が少しでも埋まって見えるため」の
にぎやかし要員として足を運び合う、暗黙の助け合い関係が多くあります。
それが良いことかどうかはまた別の話として。

バンドが大きくなってくると、視察の意図が増えてきます。
そのバンドのライブを見て力を判断し、ツアーや主催企画への誘いを検討する材料にします。
ゲストを出す側のバンドも同業者の評価は広がるにこしたことないので、視察に来てくれるなら基本歓迎なわけです。

両方とも決して「ファンだから」「楽しみに来た」が全てではないわけです。
まあ、結果的に対象が好意を持つバンドである事も多いですが。
前者は義理、後者は仕事での来場と言えるわけです。

たとえばライブレポを書く仕事のライターに「チケット代も払ってないのに感想を書く資格はない」
と思うでしょうか。
何らか商談のカードを持つ者であれば、ビジネスで来たと言えます。そんな見方をすればあなたと違う考え方も見えてくると思います。

まあ、まったくそんな深い意味のないゲスト枠の使われ方が多いのも事実ですが。

5 ■共感できます

共感できます。よくSNSなんかで「誰々さん、ありがとう」なんてコメントを書いたライブの写真をアップしていますが、DJブースの後ろから撮った写真なんかをアップしていて「この人自慢したいだけだな」とすぐ勘ぐってしまいます。業界人を装うのも良いですが、ただ単に「ええかっこしい」に見えるだけです。

4 ■Re:確かに

>Manabu Watanabeさん

コメントありがとうございます。
問題は二つあって、演奏するのに金かかるっていうハコのシステムとそれに慣れてしまっている出演者。もう一つはゲストで入ることが当たり前になってしまっている人たちのズレた感覚。タダじゃないと見ないってナメすぎですが、結構多い。業界関係者なのに。
ま、そこが腐ってるからこういう流れになったんだと思ってます。

3 ■Re:ゲスト枠で招待されたとしても

>【ギター・スタイリスト 笑 満ちる(えみ みちる)】さん

読んでいただきありがとうございます。
controversialなことばかりやっております。
ゲストだから行く、ゲストだから行かないって行っているゲスト扱いされる人たちと、簡単にゲスト扱いでボンボン入れてしまう出演者側も考え方を変えて行く必要があると思います。

showとしてちゃんと確立させていくために、見る側も見せる側もちょっと意識改革が必要なんじゃないかと考えています。でないと、今のシステムだとハコだけが利益持って行っているだけで気に入らないですね。

そう、誰かのためということよりも、僕が気に入らない。僕がプロデュースしているところではそこを全部ひっくり返してやろうと動いています。

2 ■確かに

基本的に同感です。問題なのは、店側(ライブハウス)には、リスクが無いって事くらいでしょうか?むしろそれでも若干の売り上げですがらね。僕の本音は、タダじゃないと見に来ないっていうのならそれは既にお客じゃないって思ってます。もちろんお世話になってるって図式もありますが、僕もなにか仕事を頼まれる時以外はできるだけチケ代払ってみるようにしてます。

1 ■ゲスト枠で招待されたとしても

出演者に経緯を払い、正規料金支払う姿勢、すごくいいと思う。

昔、LIVE主催したら、世話になってる人をゲスト枠でいれてほしい、と出演者から言われたのでなんとか利益削って数名ただで入れました。

そういう時は、その出演者はそのゲストが来たら、主催者に顔をつなぐのが筋だと思いますが、何の紹介もなく内輪話して、ゲストも楽しんでいる様子もなく途中で帰っていった。ちょっとさみしかったな。

いくつか他の記事も読みました。

いわゆるギョーカイの常識に合意せずに、フェアなLIVE環境つくろうとする動きに共感します!

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