いつも子育て応援ひろばをお聴きくださり、ありがとうございます。
さて、明日からは、もう9月・・。 ほんとうに、月日の経つのは早いもので、気がつけばあの震災からもう半年が経とうとしています。
震災の翌日、私は東京に朝から車で行く予定をしていました。震災の当日、地震が起ったときのこと、今でもよく覚えています。
ちょうど、昼間家に何か取りに帰ったときのこと、ギィ~っと、船がゆっくり揺れるような音がして、若干家が傾いたような・・気のせいかと思いつつ、何か気味の悪い感じがして、すぐニュースを見ました。
すると、日本列島の図が東北から点滅していて、大きな地震のあったことだけはわかりました。
何が起ったのか、しばらく釘付けになり、だんだんと地震の区域が広がって南下してくる様子に、関西ももうすぐ大きな地震がやってくるのでは? このまま日本列島が沈んでしまうのではないかと思いました。
それでも、本当に大変なことになったのだとわかったのは、夜遅くのことでした。
うちの実家は千葉にありますので、電話してもなかなかつながらず、翌日東京へ行くのに、知人と連絡をとるのも困難で、横浜では地割れも起っていることがわかり、とても東京へ車で行ける状況ではないと、取りやめにしました。
テレビで、仙台空港が津波に飲まれる光景を見て、こんなことが本当に起ったのだろうかと信じられない思いでした。
この6月、7月と、仕事の縁で仙台に行く機会がありました。
津波の跡を自分の目で見ておきたい(自分が生きている時代と人生の中で起った事実を、しっかりと理解しておきたい)と思い、仕事先の方にお願いして、海岸沿いに連れていってもらいました。
仙台駅と駅付近は、6月には、あの大きな地震があったとは思えないぐらい、きれいな町並みでしたが、そこからほんの数キロしか離れていない海岸沿いは、まだ海から流されてきた車や船、大木などがそのままになっており、実際に目にして、とてもショックな光景でした。
地元の方は、まだ恐くて海岸沿いに行けない・・・と話しておられました。
しかし、地元の方は、出来ることからひとつひとつ・・と、日々強く生きておられます。
まだ、ショックから立ち直れない方々や、震災後ストレスで疲労がたまってきている方々も、まだ多くおられると聴きました。仕事先で、地元の様子をいろいろと聞かせていただく中、特に、「お母さんたちを元気にしたい」という思いを強く話されて、地元のお母さんたちから立ち上がって、心が元気になるプロジェクトを立ち上げたいとの話になりました。
まだ、何をしていくのかは、何も決まっていません・・。
でも、何かを始めていきます。
9月半ば頃、また仙台へ訪問します。
東北から、希望の光が照らされていくことを祈っています。
また、そのために、何かできることを、
一緒にやっていきたいと思っています・・・。