こんにちは！
出張ピラティスインストラクター＆セミナー講師の【萩野(はぎの) かおり】です。
本日は基本に戻って、
ピラティスとは？
についてお届けします。
ピ ラ テ ィ ス
P i l a t e s
※英語ではピラーティスと発音します。
※lとｒを間違えると"Pirates 海賊"になるのでご注意を！
この名前は、エクササイズを考案した
<ドイツ人男性の名字> です。
～ジョセフ・ヒューバータス・ピラティス～
Joseph Hubertus Pilates
1880年 ドイツ
メンヒェングラードバッハ生まれ
彼の略歴を時系列にまとめました。
↓↓↓↓
・幼い頃病弱だった（くる病・ぜんそく・リューマチ）
・病を克服しようと自らの体を鍛える
・14歳の頃には解剖学の図表のモデルになるほど健康な体に
・イギリス在住の頃、第一次世界大戦勃発。
・捕虜として抑留された際、看護師として負傷兵のサポートをする
・寝たきりの負傷兵をベッドのスプリングを使ってリハビリさせる方法を思いつく
（これがピラティスの始まりと言われている）
・1918年インフルエンザが大流行するも彼の運動をしていた患者は皆無事
・戦後ドイツに戻り、自己防衛術の指導と軍警察の訓練を担当
・アメリカ移住を決意。アメリカに向かう船上で後に妻となる看護婦のクララに出会う
・ＮＹにあるジムで働き始める。のちにそれを引き継ぎ、自らのスタジオをオープン
・俳優、女優、アスリート、ダンサー、サーカス団員などを中心に指導
・ダンサーや振付師が彼の指導を絶賛！急速に口コミで広まる。
（教え子が怪我をすると治療のため彼のスタジオに送るほど）
・当時の教え子たちの一部が、第一代目のピラティス指導者となる。
・1934年"Your Health"出版
・1945年"Return to Life"出版
・自身のメソッドを軍のトレーニングや若者の教育に取り入れるよう働きかける
・1950年代 ピラティス・メソッドを病院に取り入れる動きが始まる
（がしかし、ピラティス氏が医療資格を持っていないため、主流にはならず）
・80代まで研究と指導を続ける
・1967年 ピラティス氏死去（享年87歳）
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私が注目するところは、1950年代。
ピラティス氏のメソッドを非常に高く評価する医者もいたのですが、
（彼の生徒も何人か優秀な外科医になっている）
彼が＜医療資格を持っていない＞ということで受け入れを拒否する病院も多く、
結局医療や教育の主流にはなれなかったんですよね・・・。
このとき医学会が積極的に彼のピラティスメソッドを取り入れてくれれば、
「リハビリとしてのピラティス」が当たり前の世の中になり、
病気や手術後の体の回復も今とは違ったものになったでしょうし、
日常的にピラティスを取り入れることにより、
様々な痛みや体の不調に悩まされる人も減ったのになと・・・
そう思うと非常に残念にです。
でも！
ようやく今、ピラティスが病院にも、スポーツにも、
さらには学校の教育にも少しずつ取り入れられるようになったので、
（アメリカでは小学校の体育に「ピラティス」を取り入れる動きが十年前から始まっている）
ピラティス氏の願いは、一歩一歩叶えられております！！
日本でもあともう少し！！
我々インストラクターも頑張らなくてはなりません。（ふんふん←鼻息荒し）
というわけで、ピラティスの由来についてのお勉強はこれにて完了！
次は、
【ピラティスって具体的に何をするの？】
をお届けします。
お楽しみに！
実は私、昨年度、ピラティス氏の生誕地である
ドイツのメンヒェングラードバッハに行きました！
ずっとずっと見に行きたかったドイツサッカーの試合が、
まさかの、メンヒェングラードバッハで開催されまして♪
（どっちがメインなんだか笑）
写真は、そのときの浮かれポンチ(死語）な私です。
ピラティス氏のお導きに、感謝！！
☆～☆～☆～☆～☆～☆～☆
へぇ～！勉強になった！という方、
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セミナー講師&出張ピラティスインストラクター
萩野(はぎの) かおり
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