認知症と聞くと、「もう治ることはない」「何も分からなく
なってしまう」「介護が過酷」と様々な不安なイメージが
あると思います。
実際に、介護をされている方のお話や、TVなどで見る
介護施設の様子に、無意識に大きな負のイメージを
持っていたのかもしれません。
以前放送していた某TV番組のお話です。
そこで紹介された新技を使う事で、症状がよくなり、徘徊や
興奮などの症状が半分以下に減らすことができたという報告が
出たというのです。
しかも、それは、紙とえんぴつだけで出来ます。
認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式という
新技は、紙に患者さんの情報や気づいたことを書き込むことで
患者さんの気持ちやクセなどに気づき、介護の方法を見直そう
というもの。
良かれと思ってやっていることが、逆に患者さんの気持ちを
逆なですることもあるので、紙に書いてもらうというのは、
相手の気持ちを理解する上で有効なのかもしれません。