息子サン実刑判決、というニュース。

家事をしてたら、耳に入ってきました。


覚せい剤を使用したなどとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われた、女優の三田佳子さんの二男で、歌手の高橋祐也被告(28)の判決が28日、東京地裁であった。


秋葉康弘裁判官は「覚せい剤に依存する傾向は根深い上、社会的責任感、自立心も弱いと言わざるを得ず、再犯も懸念される」と述べ、懲役1年6月(求刑・懲役2年)の実刑を言い渡した。高橋被告の弁護人は控訴した。

また、高橋被告は同日、保釈保証金600万円を納付し、保釈された。


判決は、高橋被告が覚せい剤使用で過去2回、逮捕されていることを踏まえ、「親が親身になって被告を入院させるなどの助力を重ねてきたのに、裏切って犯行に及んだ」と厳しく批判した。判決の言い渡し後、秋葉裁判官は高橋被告に、「あなた自身の力で乗り越えなければならない」と諭した。


↑このニュース。

(歌手だったの!?)

また、お金払って保釈されたのか…と、あきれました。

1年6ヶ月、刑務所に入っていればいいのに。


なんか、親子のあり方を浮き彫りにするようなニュースだと思いません?


土地柄、薬物中毒後やアル中後の人たちに接する機会が多い時期がありましたけど、

ほとんどみんな、気の小さいおじさんでした。

気に入らないことがあれば、大声を上げて威嚇するのだけど、

どことなくオドオドしていて。


そういうのを見ていると、

薬物を打っているときだけ、アルコールを飲んでいるときだけは、

大きな人間になったような気がして、依存しちゃうのかなぁーって想像してました。


接する機会とは、、、

みんな、覚せい剤の回し打ちや刺青で、C型肝炎になって、

肝臓悪くなって、毎日、注射を打ちに来るんです。

それが、その人たちの仕事。

病院に毎日通う、っていう仕事があるだけ、その人たちは、ましなのかもしれません。


「朝起きて、やるべき仕事があるということは、最大の幸せ」

忘れもしない、初めて就職したときの病院の院長の最初の言葉。


想像だけど、三田佳子サンの息子は、やるべきことが見つからない人生を送っているんじゃないかなぁーと。

おそらく、子どもの頃から、物質的には不自由ない生活を送ってたんでしょうね。

自分で何かしなくても、誰かがやってくれる、、、そういう風に育っちゃったんでしょうね。


何か、やるべきことがあれば、薬を使ってしまうと、今まで積み上げたものが、すべて崩れてしまう、

そういう体験を1度でもすれば、怖さから足が洗いやすいと思うんだけど、

繰り返してしまう…

まだ、痛い目にあってないんでしょうね、って思っちゃう。


やるべきことは、親が与えるものじゃない。

まして、他人から与えられるものじゃない、ですよねー。

自分自身で見つけてこそ、自信にもなるものだと思うけど。

親が仕事を与えてやったって、本人にやる気がなければダメじゃん?


それから、お金。

お金がたくさんあっても、幸せではないんだと、やっぱり思います。

お金の量は結果であって、充実した人生とはイコールではないなぁーと。

やっぱ院長が言うように、「やるべきことのある人生」が充実感を生むのだと、再認識しました。



なーんて、思ったことをつらつら書き留めておきたいなぁーと思ったり。

ブログの方向性が変わっていきそうな予感(笑)