ちょうど一年前の今日は、陣痛が始まり、産院に入院した日です。
自分のために、娘の出産について記しておきたいと思います。
（これでもだいぶ端折りましたが、長いので、興味のある方だけお読みください！）
＊ ＊ ＊
◆38w4d 検診
検診で「まだまだ産まれない、予定日を過ぎるかも」と言われる。
内診が痛かった！！（このグリグリが効いたのかな？）
◆38w5d おしるし
朝、おしるしのような軽い出血あり。（この時はおしるしとは思わず。）
一日中お腹の張りや軽い生理痛のような痛みも。
なんとなくラズベリーリーフティーを飲んでみる。
◆38w6d 陣痛→入院
早朝から5分間隔でお腹の張りと軽い痛み。
産院と連絡をとり、お昼前に1人でタクシーで産院へ向かい、入院。
しばらくLDR（出産する設備が整った部屋）で過ごすも陣痛は進むどころか消えてしまい、一般病室へ移る。
◆39w0d 出産当日
深夜に陣痛が再び始まる。
痛みがどんどん強くなり、LDRへ移動。
この時の痛みレベルは10段階中7か8くらい。
LDRに入り、内診や計測の後すぐに麻酔開始。
さっきまでの痛みが嘘の様におさまり、しばらくの間、痛みレベルは1。
うとうとしたり、夫にメールや電話をしたり、穏やかな時間を過ごす。
朝になると、次第に陣痛が進んできて、麻酔が効いているものの、痛みのレベルも2、3…と徐々に上がる。
お腹の張りもしっかりと感じられる。
慌てて夫を呼ぶ。
もうこの陣痛の波に乗ろう（また陣痛が消えてしまわないように）とのドクターのアドバイスに従い、促進剤の点滴開始。
ますます陣痛が進んでいく中、夫が到着。
痛みレベルはすでに7か8くらい。
ちょうど麻酔が切れてきたが、いきみやすいよう、そしてこの波を逃さないよう、麻酔の追加は無し。
陣痛のたびにズドーンと子宮の底がものすごく重〜く、生理痛の最大級のような痛み！！
痛みレベルはここからずっと10！！
陣痛の波に合わせていきむよう言われる。
私は仰向けより横向きがいきみやすかったので、産むギリギリ直前まで横向きでいくことに。
陣痛の波に合わせて、助産師さんが後ろから腰のあたりを押してくれ、これがとてもいきみやすい！
助産師さんのアドバイスも分かりやすく、いきむ時に力を入れる方向もすぐにコツをつかめた。
いきむ時は頭をお腹に近付け丸まるような姿勢が良いと言われ、いきむたびに夫が私の頭をお腹方向に押してくれる。
私は波がくるたびに両手で力いっぱいベッドの手摺りを握りしめ、あらん限りの力を振り絞り、いきむ！！！
まさに3人で力を合わせての出産！
いきみ始めて1〜2時間後？、本当にいよいよ産まれる！となり、ドクターやその他のスタッフが大集合！
室内が一層慌ただしい雰囲気に。
仰向けに体勢変更したのはこのあたりかな。
実は私はこのへんで心身ともに疲れ、いきみながらも「長いなーまだかなー、あとどれくらいかかるんだろう？」なんて思いも。
そんな時、「頭が見えてきたよ！」と言われ、あと少しだ、頑張ろう！と再度ヤル気スイッチが入る。
頭が少し出てきたという頃、ドクターから「もういきまないで、力を抜いて」と言われ、かなり戸惑う。
いきみたくて出したくて仕方なくて、力を抜くのが難しい。
言われたとおりフー、フー、と息を吐いてやり過ごす。
この時間も長く感じた。
ドクターや助産師さんの指示に従い、力を抜いたり入れたりして…
☆☆☆14:40 娘が誕生☆☆☆
すぐにオギャー！！と元気な泣き声が聞こえた。
夫と2人で大感動！でも半分放心状態。自然に涙が溢れる。
娘は同じ室内で計測やら体を拭いて綺麗にしてもらっている間、私は胎盤を出されたりの後処理。
中から掻き出される感じがものっすごく痛くて、思わず「痛い！痛い！」と叫んだら、部分麻酔をかけてくれた。
陣痛や出産の瞬間よりこっちの方がよっぽど痛い！
処置をされながら恐る恐る会陰切開をしたかどうか聞くと、していないとのこと。
私も娘も状態が良かったため、最後の産み出すところでじっくり時間をかけて、切らずに産むことができたそう。
だからあんなに最後が長かったのね…と納得。
綺麗にされた娘が分娩台で休んでいる私のもとに。
なんて愛しいのだろう。
小さい。けれどこれがお腹の中に入っていたのかと思うと大きく感じる。
助産師さんが私の母乳を指で少し絞り、娘の口に含ませてくれた（いわゆる初乳）。
娘は諸々のチェックのため別室に連れて行かれ、静かなLDRでしばらく体を休めながら、夫と2人で余韻に浸った。
◆出産の記録◆
出産時の娘の体重: 3048g/ 身長: 49.5cm
分娩所要時間（陣痛開始から出産まで）: 12時間45分