雨予報の鎌倉へお墓参りのあと地元の魚で。(2016年3月19日) | おすそわけ、おもてなし、おせっかいマインドで『まいにち晩酌ごはん』

おすそわけ、おもてなし、おせっかいマインドで『まいにち晩酌ごはん』

見て、感じて、考えたことを文字に綴ります。「食」やメニュー開発視点のひらめきと思い、伝えたいこと。ひたすら明るくて前向きで、なんでも関西人のお笑いにしてしまうこののんきさが何かのお役にたてたらうれしいです。

お彼岸ですね。
鎌倉出身のヒロ坊と初鎌倉へおでかけ。
ヒロ坊、格好からはイメージできないが湘南ボーイ、鎌倉を愛し、鎌倉の混雑ぶりに辟易している地元民。

雨予報だから人も少ない。
お世話になった知人のお墓参りに一緒に行こうよ、と午後からでかける。

すっかり観光客向けの駅周辺になってしまった北鎌倉。
昔はもっとこじんまりしてたよねー。
私の言う昔は、約20年前。よくデートにきておりました(*^^*)
ヒロ坊の言う昔は、少年の頃走り回っていたという40年以上前!
あちらこちらに思い出があるそう。

今日のルートは、東慶寺でお墓参り、浄智寺でお菓子をくださってたおばあちゃんの思い出にふける。

建長寺をのぞきながら鎌倉へ。
いつもよりは混雑していないけれど、人混みを感じる鶴岡八幡宮へ。

てくてく歩いて小町通り。
めかじきの味噌漬けで有名な羽床さんも、
昔からある人気店、おしるこのお店も教わった。
鎌倉、観光地になっちゃっけど、昔ながらのお店も健在だと話が尽きない。

夕方のいい時間、急に足早になったヒロ坊。
むむ?

「みっちゃん!煮魚で日本酒をちょっとやって帰ろう!」

これでしたー。
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鎌倉に向かいながら、こちらのお店をイメージしていたらしい。
顔を覚えてくれているスタッフさんがいらっしゃったら、と思っていたようす。
手を振ってしっかりちゃっかり、自分の好きなカウンター席をリクエスト。
飲み物オーダーのまえに、なによりも先に、「金目鯛の煮付け!」
時間がかかるからねぇ。

この煮付けがうまい。
関西出身のワタクシ、関東で煮魚をいただくとそのくどい甘さに嫌気がさす。
なんでこんなに魚を甘くするのかねえ?と、どこにいっても辟易するほどの甘さが際立つ店が多い。
こちらは、ほどよい味付け。
うまいわ!

なるほど、ヒロ坊もだからこちらが好きなのね、とわかった。
鮮度が悪いお魚ほど、臭み消しと味付けでごまかさないと食べられない。だからくどいくらいの濃い味付けをしないとダメなのよね。
こちら、風凛さんは近くの漁港から仕入れられているらしい。魚の種類が常に豊富。
ヒロ坊の解説によると、座れないこともあるくらいお客様がよくはいっている人気店だから回転がいい。
ってことは、鮮度もいい。
だからできる、魚のよさを活かしたあっさり味付け。

おいしかった!

お刺身も。
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季節もの、生わかめもいただきましょ。
なんと、生わかめのしゃぶしゃぶなんですよー。
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こんなに魚で満足というのに
「みっちゃん!!メインはお肉でしょ!」
だそうです。>_<

山ゆりポークのロースト、わさびで。
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ほんとに。
軽く煮付けで日本酒一杯のはずが、どっぷりやらかしました。

締めます。
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お漬物、美しい!
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メニューをみれば、そのお店のだいたいの力量がわかるもの。
こちら、ワクワクするほど、そそられるものばかり。
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ね。

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鎌倉におでかけになったら、ちょこっとお魚で日本酒をお試しくださーい。

どっぷり飲みますただ!