太陽
の産褥シッター彩香です
先日「実家に帰る・メリット？デメリット？ 」を書きましたが・・・
その他の【産後】についてや【産褥シッター】については
産後の生活「産褥期」とは？
http://ameblo.jp/smilenet-ayaka/entry-11505951348.html
産褥シッターＱ＆Ａ
http://ameblo.jp/smilenet-ayaka/entry-11870724750.html
実家に帰る。もしくはこちらに来てもらうに際して
一番のネックは「母親」です。
お母様の産後の理解があれば、産褥期の生活は安心できると思います。
同じ女として・「母業」の先輩として。気持ちを分かってくれる力強い存在になるでしょう。
ただ、産後への理解がない。知識がないお母様の場合。
これはかなりストレスの多い状態になりえると思います。
近い存在だからこそなおさら。
じゃなぜ母親世代に産褥期への理解や知識がない人が多いのか。
それは戦後アメリカの考え方が日本に流れてきたことにより、
本来の日本のお産の形（自宅で産婆さんが取り上げる）が変わってきて
病院・分娩第でのお産が多くなってきたこと。
そこから昭和４０年代～「病院で産むこと」がステータス。の時代があったこと。
それまで母乳育児が当たり前だった日本に「粉ミルク」ができたことで
「粉ミルクを与えることがステータス」のような時代があったこと。
また戦前戦後に子供を育てていた世代（今８０歳以上のかた）が
辛い時代を生きてきたことで自分の子供には楽な生活をさせたいと
日本古来の文化や習慣を伝えずに来たこと。
など様々な要因があります。
私たちの母親世代はそのまっただ中にいた世代。
病院で産み、ミルクで育て、「抱き癖」がつくと抱っこをすることなく、
私たちを育ててきたのです。でもそれはその時代それが正解だった。
古い文化と新しい文化の狭間の時代に生きた母親世代。
核家族もだんだん増えてきた時代。
「楽させてあげたい」と伝えることをやめたおばあちゃんたちから
産後の養生を教えてもらうことがなかったんだと思います。
きっと病院から帰宅してゆっくりしたことがなかったかもしれませんね。
そんな子育てをしてきた母親世代には
「産後養生」はわからないことでしょう。だって自分はそうしていないから。
言葉としては知っていても自分の経験がないことはわからないですよね。
これは「生活」だけではなく「食生活」にも関わってきます。
ひとつ例を挙げるなら母親世代は「くだもの」はビタミンを取るという意味で
どんどん食べなさいと言っていました。
今現在は「くだもの」は体を冷やすので妊産婦さんが食べるのは気を付けたほうがいい
ということがあります。
なので・・・まず妊娠中に「誰に」産後の手伝いをしてほしいのか。
それが「母親」ならば「産後について」よく話をしておくことが大事になります。
同じ母親なのにここまで知識が違うのですから「夫」はもっとですよね。
「産後」をどう過ごしたいのか。
そのためにはどういうフォローをしてほしいのか。
話し合う必要があると思います。
ただここを話しても理解が得られない。もしくは仕事を持っていて休めない
といったお母さんであれば・・・
私のようなサポーターを利用する方がストレス値はかなり低いと思います。
このように産後についてのご相談もお受けしています
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