20年と9ヶ月。
大切なものも増える。
守るものも増える。
大切な順番も変わる。
価値観も変わる。
その変化の中で、変わらないもの、
変わってないものもある。
その変わらないものをずっと大切にしたいと思う。
昨日、スマスマの最終回、FAX募集のところを生放送にしていたのですが、
そこにずっと立ち会い、みなさんから送っていただいたFAXを読ませていただきました。
番組が始まった1996年の4月に生まれたお子さんが今は成人を迎えましたという方もいたり・・・
そこにも、視聴者の方々の20年9ヶ月がありました。
昨日、放送が終わり。
放送中から、なんか自分の中で現実感がないというところもありました。
スタジオには、番組を立ち上げたプロデユーサーさんや当時のディレクターさん達も沢山集まって、5時間見ていました。
番組が終了し・・・
その現実感のなさからか、自分の中で涙がこぼれることはなく、まずは放送が終了したという気持ちと、これで番組が最終回なんだという現実感のなさがミックスし、不思議な気持ちでいたのですが・・・
スタッフのみんなと「お疲れさま」と握手している中・・・
番組開始当初からディレクターとしてビストロSMAPを担当している代々木さんという方が「おさむ、お疲れね、本当に」と言って手を差し出して握手した瞬間に・・・
その握手で20年9ヶ月前の23歳の自分に一気に戻りまして・・・
涙がこみ上げてきました。
44歳になってキャリア25年を超える自分のことを「おさむ」と呼んでくれる人も少なくなり。
そんな中、代々木さんとの握手が、自分を若くてもがいててトガってた時の自分に戻してくれて
そしたら、この20年9ヶ月のスマスマでの出来事が一気にフラッシュバックしてきて・・・
涙がこみ上げてきて。
こういう気持ちになったのは人生で初めてでした。
あらためて、SMAP×SMAPという番組に23歳の時から放送作家として参加させていただき、
エンターテイメントバラエティーを作り、様々な奇跡を見ることが出来、
そして沢山のことを学べたこと。とてつもない宝です。
この番組をやっていたことを誇りに、恥じないように、これからもいろいろなものを作り続けていきたいなと、強く思いました。
SMAP×SMAP
ありがとうございました。
今朝。母からのメール。
20年9ヶ月 SMAP×SMAP 本当にご苦労様でした 収(おさむ)がこの番組に携わっていたこと お父さんもお母さんも 誇りに思い
又 自慢でした、有難うございました。
これからも 新しい番組 1から やって 下さいね、ご苦労様でした。
という言葉。
お母さん、ありがとう。
ただね、母さん。僕はスマスマ以外にも番組は作っているんだけどね、、、(笑)そこも含めてありがとう。
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ナンバー1同士だからこそ話せること。
ナンバー1同士の対談。鈴木おさむ責任編集。
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「新企画-渾身の企画と発想の手の内すべて見せます-」
笑えてためになってキュンと来るエッセイです。
「妊活ダイアリー from ブス恋」